フロスティーの育て方と特徴

エケベリア属
スポンサーリンク

ベンケイソウ科 エケベリア属  フロスティー

フロスティーは、全体をおおう白い毛が個性的な品種です。多肉植物らしい肉厚な触感だけでなく、白い毛のもふもふとした肌ざわりも楽しむことができます。エケベリア属らしいバラの花びらのような見た目と、エメラルドグリーンのような色合いが上品で、見た目の美しさと育てやすさとで多肉初心者に人気の品種です。

フロスティー

引用元:多肉植物図鑑(http://cactoloco.jp/)

スポンサーリンク

特徴

中米を原産地とするフロスティーは、暑さ寒さには比較的強く育てやすいことが特徴です。成長のスピードは普通で、下葉を落としながら上へ伸びるように大きくなります。

季節の型

春秋型で、気候が穏やかな春と秋に成長し、気候が厳しくなる夏と冬は休眠します。

育て方

エケベリア属は、気候条件が揃えば夏でも成長することがあります。ただし、夏の高温多湿が苦手なため、夏の水やりで枯らしてしまうよりも断水をして休眠させた方が安全です。春と秋にたっぷりと成長させ、気候の厳しい夏と冬は休ませるようにしましょう。

・春と秋は、成長の季節です。日当たりと風通しのよい場所に置いて、十分に日光を浴びるようにします。水やりは、週1回を目安に、底穴から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。秋は、気温が下がるのに合わせて水やりの間隔を少しずつ空けるようにしましょう。

・冬は休眠期です。日当たりと風通しの良い室内に移動させ、水やりは、月に1~2回を目安に、土の表面が湿る程度にします。なお、寒さには比較的強い品種であり、マイナス1~2度まで耐えられると言われています。

・夏は、冬と同様に休眠期となります。水やりは、葉が萎えてきたら、夕方の時間帯に土の表面が少し濡れる程度に与えて様子を見ましょう。フロスティは暑さには比較的強いとされていますが、葉の表面を覆う白い毛が密集して生えているため蒸れには弱いです。屋外で育てる場合は、風通しがよく雨の当たらない涼しい日陰で管理するようにしましょう。

注意ポイント

エケベリア属は中心からロゼット状(放射線状)に葉が広がっているため、中心部に水分が溜まりやすくなっています。雨ざらしにしたり、上から水をかけるように給水したりすると、水が溜まり蒸れるおそれがあります。水やりは、地面に向かって静かに注ぐようにしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました