アロマティカス に似た 植物 「ポルトジンユ」「マンジェリコン」の違いは?

疑問と不思議
ポルトジンユ
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アロマティカス に似た 植物

多肉植物の中でも人気の「アロマティカス」ですが、似ている植物があるのはご存じですか?ここでは、アロマティカスに似た「ポルトジンユ」「マンジェリコン」についてご紹介します。

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ポルトジンユ、マンジェリコン、アロマティカスの違い

ポルトジンユ・マンジェリコン・アロマティカスは、どれもハーブとして利用されるという似た点がありますが、見た目や生え方に少し違いがあります。

ポルトジンユ

ポルトジンユ

丸みを帯びた形の葉をもち、表面はつるっとしています。
比較的小さめの葉を横へ横へと伸ばして生えていくのがポルトジンユです。

マンジェリコン

マンジェリコン

先端が少しとがった葉をもち、表面は産毛で覆われています。
ポルトジンユに比べて大きめの葉をもち、上へ上へと伸びていくのがマンジェリコンです。

アロマティカス

アロマティスカス

アロマティスカス

多肉植物に分類されており、1枚1枚の葉に少し厚みがあります。
表面は白い産毛で覆われており、小さな丸い可愛らしい葉をたくさんつけるのがアロマティカスです。

ポルトジンユの特徴

ポルトジンユとは、栄養価が豊富で「奇跡の薬草」ともよばれているハーブの一種です。
アフリカ東部を原産地とするシソ科プレクトランサス属の植物で、ボルトジンユと表記されることもあります。
糖尿病や高血圧、花粉症などのアレルギーに効果が期待されている植物で、沖縄では昔から健康茶として飲まれていたようです。

育て方

— 春・秋

春と秋は、室外の日光がしっかりとあたる場所に置きましょう。
水やりは、土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えてください。受け皿などに水が溜まったままにならないように注意しましょう。

肥料を与える際は、薄めた液体肥料を2週間に1回程度与えます。ハーブティーなど食用として使用する場合は、食べても害がない肥料を選んで与えてください。

— 夏

春・秋と同様に、室外の日光がしっかりとあたる場所に置きましょう。
暑さに強い特性をもつため夏の暑さで枯れる心配は少ないですが、水切れしないようにしっかりと与えてください。気温が高くなるにつれて水を吸い上げる力が強くなるので、土の乾き具合はこまめに確認しましょう。

— 冬

冬の寒さには弱いため、沖縄など温暖な地域以外は室内で管理するのが良いでしょう。暖房の風などが直接あたらない明るい場所を選んでください。
冬は休眠期にあたるため水やりは控えめにする必要がありますが、完全に乾ききってしまうと根が傷んでしまいます。土が乾いて数日あけてから水やりをするのがおすすめです。

マンジェリコンの特徴

マンジェリコンとは、ポルトジンユと同様シソ科プレクトランサス属の植物です。
「奇跡のハーブ」とよばれ、見た目も似ていることから「マンジェリコン=ポルトジンユ」と言われることも多いですが、はっきりとしたことは分かっていません。
原産地はブラジルで、マンジェリコンはブラジル語でバジルという意味があります。

育て方

— 春・秋

春と秋は、室外の日光がしっかりとあたる場所に置きましょう。
水やりは、土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えてください。湿っている状態が長く続くのはあまり良くないので、受け皿などに水が溜まったままにならないように注意しましょう。

肥料は、薄めた液体肥料を2週間に1回程度与えると良いでしょう。ハーブティーなど食用として使用する場合は、食べても害がない肥料を選んで与えてください。

— 夏

暑さに強い特性をもつため、春・秋と同様室外の日光がしっかりとあたる場所に置きましょう。
水やりは、気温が高くなるにつれて水を吸い上げる力が強くなるので、水切れしないようにしっかりと与えてください。

— 冬

冬の寒さには弱いため、沖縄など温暖な地域以外は室内で管理するのが良いでしょう。
暖房の風などが直接あたらない明るい場所を選んでください。
冬は休眠期にあたるため水やりは控えめにしましょう。土が完全に乾いて数日あけてから水をあたえるようにしてください。

アロマティカスの特徴

アロマティカスとは、インドから南アフリカを原産地とするシソ科プレクトランサス属の多肉植物です。
多肉植物の中では珍しく、多肉植物とハーブの両方に分類されており、食べられる多肉植物とも言われています。
ミントに似た香りをもち、お料理の香りづけやハーブティーにして飲むことも可能です。
また、抗菌作用があるため、東南アジアでは傷口に塗るなどメディカルプランツとしても親しまれています。

育て方

— 春・秋

春と秋は、風通しが良く日光がしっかりとあたる場所に置きましょう。
水やりは、土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えてください。
受け皿などに水が溜まったままにならないように注意しましょう。

— 夏

風通しが良く明るい場所に置きましょう。
暑さに強い特性をもちますが、直射日光は葉焼けの原因になるので明る日陰などがおすすめです。
水やりは、鉢内が蒸れるのを防ぐためにも、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えましょう。多湿に弱いため、水の与えすぎには注意し、雨のあたらない場所で管理してください。
春・秋よりも成長が旺盛になるので、こまめに剪定して、葉が密集しすぎないようにしましょう。

— 冬

冬の寒さには弱く、10度を下回ると枯れてしまうことがあるので、室内で管理するのが良いでしょう。暖房の風などが直接あたらない明るい場所を選んでください。
冬は休眠期にあたるため、水やりは月1~2回程度控えめに与えましょう。

まとめ

アロマティカスに似たポルトジンユとマンジェリコンについてご紹介しました。
それぞれ、糖尿病や高血圧、花粉症などのアレルギーに効果が期待されていたり、傷の治療に用いられたりと、観賞用以外の楽しみ方もできます。
ぜひ、いろいろな効果を楽しみながら育ててみてください。

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