観葉植物 エアープランツ チランジア(ティランジア)特徴と育て方は?

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エアープランツ チランジア属(ティランジア)

雑貨屋さんなどでもよく見かけるエアープランツは、どのように育てれば良いのでしょうか。土を必要とせず簡単に育てることができそうですが、きれいに育てるためにはいくつかのポイントがあります。
今回はエアープランツについて、詳しく見ていきましょう。

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エアープランツとは?

エアープランツは、南北アメリカを原産地とし、砂漠地帯や熱帯雨林地帯、高山地域などに自生しています。さまざまな見た目のものがありますが、ほとんどブロメリア科 チランジア(ティランジア)属の植物です。土を必要とせず気軽に育てることができるため、インテリアグリーンとして高い人気を集めています。

特徴は?

エアープランツの最大の特徴は、土を必要としないところです。木や岩などに根を張って自生する着生植物で、空気中の水分や雨水を葉から吸収して成長するのが特徴です。根からも水分や養分を吸収することができますが、ほとんどは茎を固定するための役割として生えています。

花は咲くの?

成長とともに可愛らしい花を咲かせる品種もありますが、少しコツが必要です。「日光を適度にあてる」「水やりをしっかりおこなう」この2点に気を配り、株を大きく育てることで花が付きやすくなります。

品種によって花の色や形はさまざまで、上品な香りの花を咲かせるエアープランツもおり、開花すると数カ月咲くこともあるので長い期間楽しめるのが魅力です。

品種は?

エアープランツは約700種程度の品種が存在し、葉の色で「銀葉種」「緑葉種」の2種類に分けられます。小型から大型のものや、花を咲かせるかどうかの違いもあるので、お好みの品種を探すと良いでしょう。

人気のある品種

イオナンタ / ウスネオイデス / カプトメドゥーサエ / キセログラフィカ /
コットンキャンディ / ジュンセア / ストレプトフィラ / テクトラム /
ハリシー / ブッツィー

イオナンタ

ウスネオイデス

キセログラフィカ

コットンキャンディ

育て方は?

エアープランツはどのように育てると良いのでしょうか。
3つのポイントを見てみましょう。

置き場所は?

エアープランツは、一年を通して風通しの良い明るい環境で育てましょう。
直射日光や暑すぎる環境は、枯れてしまう原因になります。
特に夏は、室内でも強い日差しがあたったり高温になってしまうことがあるので、注意が必要です。

水やりは?

空気中の水分を吸収するため、水やりはあまり必要ないと思われがちですが、水を好む性質があります。
週に2回程度、霧吹きなどで全体に水をかけてあげると良いでしょう。また、水分が足りずカラカラになってしまった場合は、半日程度水につけこむ「ソーキング」をおこなってください。

水を与えた後は、葉と葉の間に水が溜まらないようにし、風通しの良い場所でしっかいと乾かせましょう。水が溜まりやすい品種は、逆さまにしておくと水がたまらないのでおすすめです。

肥料はいるの?

エアープランツは肥料をあまり必要としませんが、成長速度を早めたり花の付きを良くする効果があるため、与えても良いでしょう。与える場合は、成長期である春と秋に薄めた液体肥料を霧吹きなどで吹きかけます。

注意ポイント

エアープランツは直射日光と高温を嫌うので、夏の管理には注意が必要です。適度に日光をあてて風通しの良い場所で管理しましょう。

水を好むので、カラカラにならないようにしっかりと水やりをしてください。水やりをした後は、湿った状態が続かないように乾燥させましょう。

飾り方は?

グラスなどに入れたり、ハンギングにして吊るしたりと、いろいろな飾り方が楽しめます。エアープランツ専用のスタンドや、おしゃれな容器、プラントハンガーなども多く販売されているので、品種の大きさや好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
密閉した容器は、風が通らないため適しません。

 

どこで買える?

園芸店やホームセンター、雑貨店などで購入できます。小さいサイズのものであれば100円ショップでも取扱いがあるので、まずは気軽に育ててみるのも良いでしょう。

選び方(気を付けることは?)

エアープランツは、乾燥に強い銀葉種と緑がきれいな緑葉種に分けられ、銀葉種のほうが比較的育てやすいと言われています。初めて育てる方は、まずは銀葉種から選ぶと安心でしょう。また、暑さや寒さに強い品種を選ぶと、季節ごとの管理もしやすいのでおすすめです。

同じ品種でもサイズの大きいもののほうが丈夫に育ちやすいので、購入する際は注意してみてください。葉がいきいきと元気でハリのあるものを選ぶのがポイントです。

 

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