エキノケレウス属
エキノケレウス属は、メキシコやアメリカ南部を原産とする品種です。一つ一つの体格は小さい球状か柱状ですが、群生して生息する特徴があります。成長の一区切りのたびに節ができることから、「エビサボテン」とも呼ばれています。
成長期は夏で、水やりは冬以外は週2回を目安に、土の表面が乾いたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与えます。蒸れに弱いため、梅雨や夏の水やりは夕方以降にしましょう。
冬は、断水するか、月1回程度の水やりで構いません。乾燥気味に冬越しをさせた方が花つきが良くなります。
冬は、断水するか、月1回程度の水やりで構いません。乾燥気味に冬越しをさせた方が花つきが良くなります。
春や夏の温かい季節には、ピンクや黄色、オレンジなど鮮やかで美しい花を咲かせます。
紫太陽(ムラサキタイヨウ) Echinocereus rigidissimus var.rubispinus
紫太陽は、円筒状のずんぐりとした見た目と、全身を覆う赤紫色のトゲが美しい品種です。白と紫のグラデーションが鮮やかですが、色付き方に個体差があることも魅力です。
よく日光に当てることで紫の色付きがよくなるほか、形崩れもしにくくなります。反対に日光が不足したり、水をあげ過ぎたりすると、徒長(ひょろ長く育つ)して、形崩れするおそれがあります。
1年を通して育てやすい品種です。冬の寒さと、梅雨や夏場の湿度に気を付け、水はやや控えめに育てましょう。春には、鮮やかなピンク色の大輪の花を咲かせます。
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