観葉植物 ミリオンバンブーの特徴と育て方は?

ミリオンバンブー 種類
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観葉植物 ミリオンバンブーの特徴と育て方は?

ミリオンバンブーは、まっすぐに伸びる竹のような見た目がかっこいい観葉植物です。
風水的にも縁起の良い植物と言われており、贈り物としても高い人気をほこります。

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特徴

ミリオンバンブーは、キジカクシ科ドラセナ属の品種で熱帯アフリカ西部を原産地とします。
竹のような見た目からミリオンバンブーという名前がついていますが、竹の仲間ではなく「サンデリアーナ」というドラセナ属の品種です。

英名では「Lucky Bamboo(ラッキーバンブー)」、和名では「万年竹」「開運竹」と呼ばれており、どれも縁起の良い名前ばかりで持っているだけで幸せが訪れると言われています。

日本で一般的に流通しているものは、「ドラセナ・サンデリアーナ」「青葉サンデリアーナ」「サンデリアーナ・ゴールデン」の3種類です。
それぞれ葉の色や斑入りなどの違いがあり、大きさも10cm程度の小さいものから1mを超える大きなものまで様々な状態で販売されています。

縁起が良いことから贈り物としての人気も高く、丈夫で育てやすいため初心者の方にもおすすめの品種です。

育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
葉焼けをおこしやすいため、室内・室外問わず直射日光には注意が必要です。
観葉植物用などの水はけの良い土を使用してください。

・春
風通しと日当たりの良い場所で育てます。
室内で育てる場合はカーテン越しの明るい場所、室外で育てる場合は直射日光が長時間あたらない場所を選んでください。
水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。
肥料を与える場合は、薄めた液体肥料や置き型の化成肥料を少量与えてください。

・夏
風通しと日当たりの良い場所で育てますが、直射日光にあないように注意が必要です。
室内で育てる場合は直射日光や西日があたらない明るい場所に置き、冷房の風が直接あたらないようにしましょう。
室外で育てる場合は明るい日陰を選んでください。
夏場は暑さで乾燥しすいので、水やりと合わせて葉水をおこなうのがおすすめです。
水切れしてくると葉が黄色くなってくるので、水やりの目安にすると良いでしょう。

・秋
春と同様に、風通しと日当たりの良い場所で育てます。
夏の強い日差しが落ち着いてきたら、徐々に日光をあてていきましょう。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しと日当たりの良い場所で育てますが、寒さには弱いので室内で管理しましょう。
気温が5度を下回ると枯れてしまう可能性があるので、室内でも窓際など冷えやすい場所に置く場合は注意してください。
休眠期にあたるので水やりは控えめにし、乾燥気味に管理します。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながら与えましょう。

ミリオンバンブー

病気と害虫

ミリオンバンブーはハダニカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
特に室外で育てていると害虫がつきやすいので、発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

定期的に葉水をおこなうことで害虫を防げるので、忘れずにおこなうようにしましょう。

注意ポイント

ミリオンバンブーは丈夫で育てやすい品種ですが、直射日光には注意が必要です。
長時間あたると葉焼けをおこして傷んでしまうので、日光のあたり具合をよく確認しておきましょう。
また、寒さには弱いので気温が5度を下回る場合は室内の温かい場所に移動してください。

水が足りないと、葉が黄色くなることがあります。
春から秋は土が乾いたらたっぷり与え、冬は控えめにしましょう。
夏場は暑さで鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

一般的な価格(販売価格)

ミリオンバンブーはサイズによって価格が変わりますが、園芸店やホームセンターなどで一般的に流通しているものは数千円程度で購入可能です。
スパイラルという幹部分を螺旋状に曲げたタイプや、数本の幹を編み込んだようなタイプまでさまざまで、大きくなると数万円するものもあります。
最近は100円ショップでも取り扱われているので、手軽に始めたい方は探してみてください。
竹のような見た目がかっこよく、和にも洋にも合うミリオンバンブー。
ぜひ育ててみてください。

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