必見!多肉植物の寄せ植えポイント!初心者でも上手く育つ!

寄せ植えの仕方
スポンサーリンク
スポンサーリンク

初心者でもセンスよく育つ、多肉植物の寄せ植えのポイント

センスがない、組み合わせ方がわからない、育て方がわからない―寄せ植えに苦手意識はありませんか。多肉植物は、草花と比べて少ない土と水で育つことができるため寄せ植えに向いているほか、繁殖旺盛のため、剪定で切り落とした枝や、作業中に落ちてしまった葉を使ってすぐにでも挑戦することができます。組み合わせや育て方は、ポイントさえ押さえれば初心者でも簡単です。寄せ植えで自分だけの世界を表現してみましょう。

選び方のポイント

選び方のポイントは、同じ成育パターンの品種を合わせることです。同じ属の品種で統一するか、植物図鑑で確認して、春秋型や冬型など、同じ生育型から選ぶことです。季節ごとの管理方法が一緒なので、楽に管理することができます。主役となる品種を決めたら、その品種と同じ属もしくは同じ生育型の中から、合わせる品種を選ぶようにしましょう。

バランスよく仕上げるポイント

見た目をバランスよく仕上げるポイントは3つあります。

POINT 1

色や質感の組み合わせです。多肉植物は緑色のものが多いですが、赤みのあるもの、黄色っぽいもの、緑が濃いものなど同じ緑色でも幅があるほか、粉をまとったような質感や毛が密集しているものなど質感も様々です。異なる色や質感を組み合わせることで華やかな印象になります。ばらばらでまとまりがないように感じる場合は、サボテンやガーデニング用の飾りやモニュメントなど、ポイントになるものを置くことで全体が締まった印象になります。
個性を出したい場合は、あえて同種や同系色・同質感で揃えるのもおすすめです。エケベリア属の姫秀麗のみを鉢いっぱいに育てる「姫秀麗丼」がSNSで流行っているように、1つの品種だけを寄せ植えすることでインパクトが生まれます。また、似たような色や質感で統一しつつ、ポイントで変化のある品種を混ぜアクセントをつけてもおしゃれになるでしょう。

POINT 2

大きさのメリハリを出すことです。多肉植物の中には、1株で大きく育つ品種、一つ一つの葉は小さくてもたくさんの枝を出して育つ品種、セダム属のように地面に這うように面積を広げていく品種などがあります。1株で大きく育つ品種を主役として寄せ植えのポイントにしつつ、その他の品種で空間を埋めるようにするとお互いが引き立て合いバランスが良くなります。

POINT 3

高さのメリハリを出すことです。その上で参考にしたいのが多肉植物ごとの成長の特徴です。多肉植物には、上に伸びるように成長する品種、下に垂れさがるように伸びる品種、横に広がる品種があります。違うタイプの品種を組み合わせて高低差をつけることでバランスよく仕上がります。

準備&必要な道具

お気に入りのコップや空き缶など、どのような容器でも寄せ植えできますが、穴が開いている鉢の方が管理しやすくおすすめです。コップや空き缶を 使う場合には、キリなどで底に穴を開けて使うとよいでしょう。
このほか、多肉植物用の培養土、鉢底石と鉢底ネット、土スコップ、割り箸を用意します。

◎準備するもの

  • 底に穴の空いてる容器
  • 培養土
  • 鉢底石
  • 鉢底ネット
  • 土スコップ
  • 割り箸

作り方と育てるコツ

作り方

  1. 鉢底穴の大きさに合わせて鉢底ネットをカットして敷きます。
  2. 鉢底石を入れたら、培養土を上から流し込みます。
  3. 鉢の半分ほど入れたら、多肉植物を配置してレイアウトを決めます。
  4. レイアウトが決まったら、多肉植物をポットから取り出し植え込みます。
    (ポットから取り出したときに根がびっしりと固くまわっているものは、土を少し落として根をほぐしてあげるとよいでしょう。)
  5. 片手で多肉植物を寄せながら土スコップで横から流し込むようにしてまんべんなく土を入れるようにします。
  6. 土を入れる量は、土の高さが鉢の縁から1センチほど下になるようにします。
  7. 最後に、割りばしで土の表面をつついて空洞や土が少ない部分がないか確認したら植え込みは完了です。POINT!
    お好みで、土の表面に化粧砂を敷くと、むれにくく見た目も洗練された印象になるのでおすすめです。

綺麗に育てるコツ

それぞれの生育型に応じて置き場所水やりの回数を管理します。成長すればするほど密集して蒸れやすくなるため風通しの良い場所で管理するほか、伸びすぎた部分や、葉が込み合っている部分をこまめに剪定することで蒸れを防ぎます。どうしても大きくなり過ぎてしまった株は、取り出して別の品種に植え替えるのがよいでしょう。

 

注意ポイント

きれいな寄せ植えも素敵ですが、成長して形が崩れはじめたら、無理して小さい容器に押し込めずに分解して1つの鉢で大きく育ててあげましょう。

鉢底に穴の開いていない容器で寄せ植えを作る場合は、特に水やりの方法に気を付けます。水やりをし終わったら容器を傾けて余った水を捨て、鉢底に水が溜まらないようにします。水を浄化する効果のあるゼオライトをあらかじめ底面に敷いておくことも、鉢内を清潔に保つ上で効果的です。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました