観葉植物の日々の手入れの疑問？
観葉植物を育てていると、「水はどれくらいあげたらいいの？」「日光はどれくらいあたっていればいいの？」など、さまざまな疑問が浮かぶと思います。
とくに、植物に元気がなかったり弱ってきてしまうと、手入れが間違っているのか不安になるでしょう。
そこで、今回は観葉植物の日々の手入れについていくつかご紹介します。
疑問を持たれている方は、ぜひ読んでみてください。
+毎日お水をあげても良いのか？
観葉植物を育てる際、元気に育てるためにも、毎日たっぷりと水やりをしようと考える方は少なくありません。
しかし、お水を毎日与えてしまうと、土が乾ききらずに多湿の状態が続くことになります。
多湿が続くと、根腐れをおこしたり、害虫が発生する原因になってしまうため注意が必要です。
育てている品種によって水やりの頻度は異なりますが、基本的に土が乾いてから与えるようにしましょう。
土が乾いている状態では鉢が軽くなるため、重さで判断するのもおすすめです。
+お日様に直接当てた方が良いのか？
観葉植物は耐陰性がある品種も多く、窓から入る柔らかい日光で十分育ちます。
反対に、日光が直接あたる場所では葉焼けをおこしてしまうため注意が必要です。
品種によっては直射日光に耐えられる場合もありますが、強すぎる日光はあてない方が良いでしょう。
レースカーテン越しの窓際など、直射日光があたらない明るい場所で育ててください。
+葉など直接触ったりしても枯れないのか？
観葉植物の葉は、素手で直接触っても問題ありません。
引っ張ったり、ごしごしと刺激を与えるようなことをしなければ、枯れることもないでしょう。
むしろ、室内で観葉植物を育てている場合は葉にほこりが溜まりやすいため、表面の汚れを取ってあげるなど、触って手入れをする必要があります。
濡らした布などを用いて、丁寧にふき取るのがおすすめです。
また、葉の裏なども合わせて確認し、害虫や病気にかかっていないかもチェックすると良いでしょう。
+枯れた葉は、すべて切ってもいいのか？
観葉植物の葉が枯れた場合は、放置せずに切るようにしましょう。
多少黄色くなっているなどであれば、そのまま様子を見ていても問題ありませんが、カサカサに枯れてしまったり変色がひどい場合は、すぐに取り除いてください。
万一、病気が原因で枯れている場合、切らずに放置することで病気が広がってしまう危険もあります。
また、枯れた葉を餌に、害虫が発生してしまうこともあるため、切るようにしましょう。
+.弱っているときは、どうしたらいいのか？
観葉植物が弱ってしまう原因はさまざまなので、まずは株の状態を良く確認して原因を探りましょう。
土がカラカラ（硬くなっている）
土がカラカラに乾燥して硬くなっている場合、土の水分・養分不足で弱っているかもしれません。
新しい清潔な土を用意して植え替えれば解消されることもあるため、試してみてください。
ただし、冬場は植え替えに向かない季節なので避けましょう
土が湿っている
土が湿っている場合、水のやりすぎで弱っている可能性があります。
水やり直後は湿っていて当然ですが、土が常に湿っている陽であれば、水やりをストップして様子を見ましょう。
それでも良くならない場合は、根腐れを起こしているかもしれないため、鉢から出して根を確認してみてください。
しっかりと乾かせば、改善することもあります。
葉の色が悪い
葉の色が悪い場合、日照不足が考えられます。
耐陰性がある観葉植物でも、暗い環境で育てていると日照不足で葉色や艶が悪くなるため注意しましょう。
窓際や室外の明るい日陰など、適度に日光を取り込める場所に移動してみてください。
また、反対に日光のあたりすぎでも葉色が悪くなって傷んでしまうことがあります。
直射日光があたらないように、日のあたり具合を確認してみてください。
弱っていると、つい焦って水をたくさん与えたり、肥料を与えたりしてしまうと思います。
しかし、原因が分からないまま手あたり次第行うと、逆効果になることもあるため注意してください。
+ハサミは、園芸用ではないといけないのか？
観葉植物を剪定する際など、自宅にある工作用のハサミを使う方もいるかもしれません。
しかし、厚みのある葉や茎を工作用のハサミで切ってしまうと、植物の細胞が壊れてしまう可能性があります。
その点、園芸用のハサミは厚みのある植物でもさっと切れるようになっているため、細胞を傷つけることはありません。
細胞が壊れてしまうと、株自体が弱ってしまったり、弱った箇所から病気を発症する可能性もあります。
剪定する際は園芸用のハサミを用意し、きちんと消毒した上で使用するようにしましょう。
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