観葉植物 アイビー(ヘデラ)の特徴と育て方は?

アイビー(ヘデラ) 種類
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観葉植物 アイビー(ヘデラ)の特徴と育て方は?

アイビーは暑さ・寒さともに強く、室内でも室外でも丈夫に育つ観葉植物です。
つる性を活かしたハンギングなど、インテリアグリーンとしても高い人気を誇ります。

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+特徴

アイビーは、ウコギ科キヅタ属の品種で、原産地は北アフリカやヨーロッパ、アジアです。
学名の「ヘデラ(Hedera)」で呼ばれることもあり、和名には「セイヨウキヅタ」という名前が付いています。

暑さ・寒さ・室内・乾燥など、どんな環境でもぐんぐん育つ、とても丈夫な性質を持つのが特徴です。
自生地では30mもの長さに育つ株もあります。

アイビーは葉の形や柄が異なるさまざまな品種があり、どれも見た目の可愛らしさから人気です。
中でも、一般的な店舗などでよく販売されているのは「ヘデラ・ヘリックス」という品種で、「アイビーと言えばこれ」といったポピュラーな品種です。
観葉植物としてだけでなくガーデニングにも用いられ、家の壁や木などに絡みつきながら横方向に伸びていきます。
他にも、「ヘデラヘリックス・グレーシャー」は葉に白い斑が入っており、明るい印象を与えてくれる品種です。
店舗や学校、駅といった公共施設などにもよく用いられています。

つる性を活かしたハンギングや、壁の緑化、グランドカバーなど、さまざまな育て方を楽しむことが可能です。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
丈夫な性質を持つため育てる場所を選びませんが、強すぎる日光は葉焼けを起こすため注意が必要です。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外の場合は、明るい日陰などを選んで直射日光があたらないようにしてください。

水やりは土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないようにしましょう。
地植えで育てる場合は、水やりの必要はありません。
肥料はあまり必要としませんが、みずみずしい葉を育てるためにも、液体肥料を与えると良いでしょう。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば明るい日陰などに置き、遮光ネットなどを活用して適度に遮光してください。

夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。
霧吹きなどで葉水も行うと良いでしょう。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、直射日光には引き続き注意してください。
春・夏と同様、室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で育てましょう。
冬が近づくにつれて気温が下がってきたら、徐々に水やりの回数を減らしていきましょう。

・冬
風通しが良く、明るい場所で育てましょう。
耐寒性もあるため室外でも問題なく育てられますが、雪や霜があたると株が傷んでしまう可能性もあります。
寒さが厳しい地域の場合は、室内へ移動させた方が安心です。
室内の明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめにしましょう。
肥料は必要ありません。

アイビー(ヘデラ)

 

 

+病気と害虫

アイビーは、風通しの悪い環境で育てているとアブラムシが付くことがあります。
室内で育てている場合はあまり心配ありませんが、もし発見したらすぐに駆除してください。
数が多い場合は、専用の薬剤などを使って駆除するのがおすすめです。

 

+注意ポイント

アイビーはどんな環境でも対応できる丈夫な性質を持ちますが、強い日光を苦手とします。
直射日光をあてると葉焼けをおこすことがあるため、注意しましょう。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰など、適度に遮光できる場所で管理してください。
ただ、日照不足になると葉色が悪くなったり間延びしてしまうため注意が必要です。

また、雪や霜にあたると株が傷んでしまう可能性もあるため、寒さの厳しい地域では室内で育てるようにしましょう。

成長とともに葉が茂ってくると、蒸れてしまうことがあります。
適度に剪定したり、風通しを良くするなど、工夫してみてください。

+一般的な価格(販売価格)

アイビーはサイズによって価格が変わりますが、ポット苗程度の大きさであれば500円以内で購入可能です。
大きい株やハンギングで枝垂れたような株は少し値段が上がりますが、比較的購入しやすい価格帯で販売されています。

どんな環境でも育てやすく、葉の形や色・柄が豊富なアイビー。
観葉植物を育ててみたいと思っている方や、手入れに時間を割けない方にもおすすめです。

 

 

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