金盛丸 白檀 エキノプシス属
エキノプシス属
エキノプシス属は、広く南米に自生するグループで100種類以上が知られています。日本では、大正時代から栽培されていて、地域によっては露地栽培で越冬が可能です。100円均一などで安価に手に入れることもできるため、民家の軒下や庭でよく見かける馴染みのある品種と言えます。エキノは「ウニのような」という意味で、名前のとおりウニのような形をしています。
成長期は夏で、暑さ寒さに強く、成長のスピードが早いため育てやすいです。1年を通して風通しと日当たりの良い場所で育てますが、夏は直射日光を避けた日陰か半日陰で育てます。
水やりは、春から秋にかけては週2回を目安に、土の表面が乾いたら底穴から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。冬は、月1回を目安に控えめに与えます。
金盛丸(キンセイマル)Echinopsis calochlora
金盛丸は、つやつやとした黄緑色のボディに黄色のトゲが特徴のサボテンです。成長はとても早く、子株を吹いて群生します。晩春から初夏にかけて、夜の間に白い大輪の花が開花します。
とても強い植物で、暑さ寒さ多湿でも耐えれます。
春や秋にたっぷりとお水をあげても滅多に根腐れをしません。とても育てやすいサボテンの一つでしょう。
白檀(ビャクダン)Santalum album
白檀は、蛇のようににょろにょろと伸びる形状が個性的な品種です。英語では「ピーナッツ・サボテン」と呼ばれています。
成長は旺盛で、すぐに子株を吹いて群生し、春には鮮やかな赤い花を咲かせます。花付きを良くするためには、マイナス5度を下回らない限りは冬でも屋外で育てるのがよいでしょう。
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