牡丹玉 緋牡丹 ギムノカリキウム属
ギムノカリキウム属
ギムノカリキウム属は、南米の草原地帯に自生するサボテンです。砂漠に自生する他のサボテンに比べると、暑さ寒さや強い光は苦手で水をよく欲しがります。そのため、屋外であれば直射日光を避けた日陰や半日陰に、屋内であれば明るい窓辺で育てましょう。冬は5度を下回らない屋内で管理します。
成長の季節は夏で、水やりは、春から秋にかけては月2回、冬は月1回を目安に、底穴から水が流れ出るまでたっぷりと与えましましょう。
牡丹玉(ボタンギョク)Gymnocalycium stenopleurum
牡丹玉は、斑入り品種の緋牡丹錦や緋牡丹に比べて地味ですが、筋ばった濃い抹茶色のボディは渋い味わいがあります。秋には全体が赤茶色に紅葉し、春から秋には淡いピンク色の花が咲くため、季節ごとの変化を楽しむこともできます。冬に日光浴をさせると、春から秋にかけての花つきが良くなるほか、稜のラインが入りやすくなります。
緋牡丹(ヒボタン) Gymnocalycium mihanovichii
緋牡丹は、鮮やかな赤や黄色の種類があり、雑貨店でインテリアとして販売されるなど長く日本で親しまれている品種です。葉緑体がないため光合成ができず、単体での生育は不可能です。販売されているものは、ほかの柱サボテンの上に接ぎ木されている状態です。いつかは下のサボテンが枯れてしまうため、切り花のように一定期間楽しむための品種と思って育てましょう
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