銀手毬・満月 月影丸 玉翁 マミラリア属
マミラリア属
マミラリアとは「イボがある」という意味で、このグループのサボテンはイボのように表面がデコボコとしています。イボの先端からトゲが生えていることから「イボサボテン」とも呼ばれます。形状は、球状や円筒形で、子株を出して群生する品種もあります。基本的に丈夫ですが蒸れに弱いため、日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。
銀手毬(ギンテマリ) Mammillaria vetula
銀手毬は、日香姫や可憐丸、銀毛丸とも呼ばれます。柔らかな白いトゲが全体をおおう繊細な見た目がかわいらしい品種です。小さくても子株が芽吹き群生します。子株は外れやすいですが、土に挿すことで発芽します。
満月(マンゲツ)Mammillaria candida var estanzuelensis
満月は、全体が白いトゲに覆われた球体上のサボテンです。もっとも美しい季節は花の季節で、3~4月にかけてベージュにピンクの縦縞が入った花が花冠のように開花します。
月影丸(ツキカゲマル)Mammillaria zeilanniana
月影丸は、白いトゲと、フックのような赤いトゲに覆われた品種です。3~5月にかけて、鮮やかなマゼンダピンク色の花が花冠のように開花します。小さな株でもよく開花し、子株を出して群生もします。
玉翁(タマオキナ)Mammillaria hahniana
玉翁は、白い綿毛に包まれたような品種です。白い毛の内側に赤黒い短くて鋭いトゲが生えています。冬になると、マゼンダピンク色の花が花冠のように開花します。
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