子宝草(こだからそう)の育て方と特徴

子宝草 カランコエ属
子宝草
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ベンケイソウ科 カランコエ属 子宝草

 

「子宝」という縁起の良い名前のとおり、親株から子株がどんどんと芽吹く品種です。青々とした葉の縁に子株がびっしりとついているその姿は、フリルをあしらっているかのようでかわいらしくもあります。名前のとおり繁殖力が強いので、多肉初心者でも簡単に増やす楽しみを味わうことができます。

子宝草

子宝草

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特徴

子宝草は、別名クローンコエとも呼ばれます。原産地はアフリカのマダガスカルで、寒さが苦手、夏の直射日光もあまり得意ではありません。成長のスピードはゆっくりで上に伸びるように大きくなります。秋には葉先が紅葉して、うっすらとピンク色に染まります。植え付けから2~3年で花が咲く場合があります。花の形はスズランのような釣鐘型でピンク色をしています。

 

季節の型


夏型
で、春、夏、秋に生育し、冬は休眠します。

 

育て方

基本的に日当たりと風通しのよい場所を好みます。ただし、真夏の酷暑日だけは、直射日光を避けた半日陰か日陰に移動させるのがコツです。

・春と秋は成長の季節です。日当たりと風通しの良い場所に置いて十分に日が当たるようにしましょう。水やりは、週に1回を目安に、底穴から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。秋が深まりだんだんと寒くなってきたら、冬の休眠期に備え、水やりの回数を減らすようにしましょう。目安としては、11月頃には月に2回程度に減らします。

・夏は、春よりも成長が旺盛になる季節です。ただし、直射日光は苦手なため風通しのよい軒下などに移動します。午前中だけ日が当たるような半日陰がベストです。水やりは、3日に1回を目安にしっかりと与えます。

・冬は休眠期です。寒さには強いので外で育てることも可能です。室内で育てる場合は、暖房の当たらない場所に置きましょう。暖かい場所に置くと、成長を始めて徒長(ひょろ長く育つ)する可能性があります。また、冬の間に十分な日光を浴びていないと、春になって葉焼けするおそれがありますので、冬の間もたっぷりと日光浴させましょう。水やりは、月に1回を目安に土の表面が湿る程度で十分です。

 

注意点

夏の直射日光と冬の寒さが苦手です。季節によって場所を移動できるよう鉢植えをおすすめします。

子宝草は葉の縁にたくさんの子株をつけます。子株を切って別の場所に植えることで簡単に増やすことができます。

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