観葉植物 ツタの特徴と育て方は?

ツタ 種類
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観葉植物 ツタの特徴と育て方は?

ツタは、外壁に這わせたりハンギングで飾ったりとたくさんの楽しみ方ができる観葉植物です。
丈夫な性質をもつため、インテリアグリーンとしても人気があります。

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+特徴

ツタは、学名を「ヘデラ(Hedera)」英名を「アイビー(Ivy)」というウコギ科キヅタ属の品種です。
原産地は北アフリカやヨーロッパ、アジアなど幅広い範囲で、葉の色や形、大きさが異なる数100種類の品種が存在するといわれています。

這うように成長する「つる性」の性質があるため、外壁に這わせたり、緑のカーテンとして使われていたりと、室外でもさまざまなシーンで見かけることがあるでしょう。
室内でもハンギングにしたり、支柱やヘゴ板に這わせるなど、仕立て方を変えて楽しむことが可能です。

室内・室外問わず育てられる丈夫な性質をもつため、植物を初めて育てる方でも安心して育てられます。
鉢植えでも地植えでも問題なく育ちますが、繫殖力が高いため地植えの場合は植える場所に注意が必要です。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
室内・室外問わず育てられ、直射日光にあてても葉焼けしづらいとても丈夫な植物です。
日光をしっかりと浴びた方が、葉と葉が密集した状態になります。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
耐陰性が強いため日光があたりづらい場所でも育てられますが、葉と葉を密集させてきれいな株に育てるためにも窓際などで育てると良いでしょう。
室外の場合も、明るい場所に置いてください。
直射日光にあてても問題なく育ちますが、室内で管理していた株を急に直射日光にあてると変化が大きすぎてダメージを受ける可能性があります。
室内から室外へ移動させる場合は、様子を見ながらおこなってください。

水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。
肥料はあまり必要としませんが、与えると成長を早められるため、10日に1回程度薄めた液体肥料を与えても良いです。

・夏
日光がしっかり入る風通しの良い場所で育てましょう。
夏場は暑さで土が乾きやすいので、鉢や葉の状態をこまめに確認してください。
水やりは日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えます。
風の通りが悪い場合は、水を与えた後にサーキュレーターなどで風を送ると良いでしょう。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てます。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
寒さにも強い性質をもつため、霜や雪が降り積もる地域でなければ室外での冬越しも可能です。
室内で管理する場合は明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。
休眠期にあたるので水やりは控えめにして、乾燥気味を保ちましょう。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながら与えてください。
鉢内の水分が凍る可能性があるので、水やりは日中の暖かい時間帯におこないましょう。

ツタ

 

+病気と害虫

ツタはハダニアブラムシカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。
葉水をおこなうことで害虫がつくのを防げるため、水やりと合わせておこないましょう。

 

+注意ポイント

ツタは暑さ寒さともにとても強く、置き場所を選ばない丈夫な品種ですが、よりきれいに葉をつけるためにも日光をしっかりとあてましょう。
室内であれば日光を取り込める窓際に置き、冷暖房の風が直接あたらない場所を選んでください。
また、寒さが厳しい地域では株が凍ってしまう可能性があるため室内で管理しましょう。

繁殖力が強いため、地植えにする場合はツタが広がっても問題ないか場所を確認してから植えてください。
建物の外壁などに広がると、取り除きたくても難しい場合があるので注意しましょう。

+一般的な価格(販売価格)

ツタはサイズによって価格が変わりますが、ポット苗などの小さいサイズであれば500円前後で購入可能です。
ハンギングやヘゴ板で仕立てたサイズの大きいものは、3,000円前後で販売されていることが多いため、置き場所に合わせて自分の好みのサイズから選ぶとよいでしょう。

さまざまな仕立て方で楽しめる丈夫なツタ。
インテリアグリーンにぜひ育ててみてください。

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