白牡丹の育て方と特徴

白牡丹 グラプトベリア属
白牡丹
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ベンケイソウ科 クラプトベリア属 白牡丹

 

バラのような可憐な見た目と透き通るようなエメラルドグリーンが美しく、人気のある品種です。以前はエケベリア属に分類されていましたが、2017年2月24日から、クラプトベリア属に分類されました。クラプトベリア属は、クラプトペタルム属とエケベリア属の属間交配種で、ロゼット状の肉厚の葉が特徴です。

白牡丹

白牡丹

 

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特徴

白牡丹は、交配種で暑さに弱い品種です。成長スピードは普通で、上に伸びるように育ち徐々に横に倒れるように伸びていきます。葉の表面はうっすらと白い粉が吹いており、この粉が病気から身を守り、水分の蒸発を防ぐ役割をしています。春には、株脇から花芽が出て黄色い花を咲かせます。

 

季節の型

 

春秋型で、気候が穏やかな春と秋に成長し、気候が厳しくなる夏と冬は休眠します。

 

育て方

肉厚な葉が密集しているため、日当たりと風通しのよい場所で育てることがポイントです。ただし、夏場の強い日差しは苦手なため、夏の間は、風通しのよい日陰か半日陰に移動させるようにしましょう。

・春と秋は、成長の季節です。日当たりと風通しのよい場所で育てます。水やりは、土が乾いたら底穴から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。この時期は水をよく欲しがります。与えれば与えただけ成長するでしょう。

は、直射日光を避け日陰か半日陰の風通しの良い場所に移動させます。水やりは、断水を心がけ、葉が萎えてきたら、夕方の時間帯に土の表面が濡れる程度にサラッと与えましょう。

は、日当たりと風通しのよい場所で育てます。寒さには強く、マイナス1~2度まで耐えることができます。水やりは、月に1~2回を目安に、土の表面が濡れる程度に与えます。この時期はあまり水を吸わないため、土の表面が乾きにくく根腐れが起こりやすくなります。長く土が湿っているようであれば、水やりの頻度や量をさらに減らしましょう。

 

注意

特に蒸れに弱い品種です。1年を通して風通しのよい場所で管理するほか、梅雨から夏の暑い時期に水やりをする際は、気温が上がる日中ではなく、気温が下がった夕方にあげるようにしましょう。

白牡丹は丈夫なため、増やし方は簡単です。成長期の春や秋には、葉挿しや切り戻しをして繁殖にもチャレンジしてみましょう。

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