姫秋麗(ひめしゅうれい)の育て方と特徴

姫秋麗 グラプトペタルム属
姫秋麗
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ベンケイソウ科 クラプトペタルム属 姫秋麗

 

小粒なぷりぷりの葉がかわいらしい姫秋麗。クラプトペダルム属最小の品種で、ロゼットの幅は1センチ程度です。姫秋麗だけを密集させて育てる「姫秋麗丼」がSNSで話題です。似た仲間に斑入りの姫秀麗錦や、よりずんぐりとした見た目のだるま秋麗という品種があります。

姫秋麗

姫秋麗

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特徴

姫秋麗は、中米原産で暑さ寒さに比較的強いです。成長のスピードは普通で、下の葉を落としながら茎を伸ばします。落ちた葉が地面に根付き新しい芽を出すため、横に広がるように群生しやすいです。春には、成長点から花芽が伸びて黄色い花を咲かせることがあります。気温が下がる秋から冬にかけて、全体が薄い黄色~ピンク色に紅葉します。1年を通して様々な姿を楽しむことができるでしょう。

 

季節の型

春秋型で、気候が穏やかな春と秋に成長し、気候が厳しくなる夏と冬は休眠します。

 

育て方

肉厚な葉が密集しているため、蒸れないよう日当たりと風通しのよい場所で育てることがポイントです。ただし、直射日光が苦手なため、夏の間は、風通しのよい日陰か半日陰に移動させましょう。

春と秋は、成長の季節です。日当たりと風通しのよい場所に置いて、十分に日光を浴びるようにします。水やりは、週に1回を目安に、底穴から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。秋は、気温が下がるのに合わせて水やりの間隔を少しずつ空けるようにしましょう。

は、直射日光を避け日陰か半日陰の風通しの良い場所に移動させます。水やりは、断水を心がけ、葉が萎えてきたら、夕方の時間帯に、土の表面が濡れる程度にサラッと与えましょう。

は、日当たりと風通しのよい場所で育てます。寒さには強く、マイナス1~2度まで耐えることができます。水やりは、月に1~2回を目安に、土の表面が濡れる程度に与えます。この時期はあまり水を吸わないため、土の表面が乾きにくく根腐れが起こりやすくなります。長く土が湿っているようであれば、水やりの頻度や量をさらに減らしましょう。

 

注意

姫秋麗は、繁殖力が強いため群生しやすいです。小柄で地面からの距離も近いため蒸れに気を付け、水やりは控えめを意識するとよいでしょう。

紅葉をきれいに色付かせるポイントは、気温が下がる時期は成長をさせないことです。肥料や水を与え過ぎないこと、外の涼しい空気に当てることを意識しましょう。日光が不足していても色があせますので、冬でも日当たりの良い場所で育てましょう。

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