ウチワサボテンの種類と形態は?食用なの観賞用なの?育て方は簡単なの?

ウチワサボテン ウチワサボテン
スポンサーリンク

スポンサーリンク

ウチワサボテン

ウチワサボテンは、一番みなさんのよく見かけるサボテンではないかと思います。

そもそもサボテンにも形状の種類があります。そして観賞用はもちろん 食用もあります。ウチワサボテンはまさにこの両方が備わっている種類だといえます。

ウチワサボテンの種類と形態は?

先ほどにも書いたように サボテンには形態が違うものがあります。それは環境や人工栽培による品種改良によって変わっていったといわれます。ウチワサボテンは、木の葉サボテンの進化したもので 乾燥地帯になっていくうえで 葉がなくなり 茎がしゃもじの様に変形していき平らな楕円形や球を積み重ねたような形や 円筒形、卵形のものとなりました。

ウチワサボテンは、世界に約300種あると言われ 一部の品種なんかは日本でも栽培されています。丈夫な植物なため 育てやすく 家の軒先や庭などに植えられてることがあります。

サボテン科ウチワサボテン亜科 オプンティア属に分類されます。

代表的なもの

 

細かいとげを持つ「金烏帽子」や、白いとげがドット模様に見える「白桃扇」、平たく大きな茎を連ねる「大丸盆」などが代表的な品種です。

ウチワサボテンの中には実や茎が食用として出回っている品種もあります。

サボテン科のウチワサボテンの若い茎節を「ノーパル」と言われ メキシコでは古くから野菜としてまた 様々な効能を持つことから 民間薬として用いられているようです。

また、実のことを 「トゥナ」と呼ばれて フルーツとして食べられます。

 

 

育て方は、簡単なの?

ウチワサボテンは、暑さには強い植物です。寒さには少し弱いので気をつけてください。

気温が5度以下になる日が多いと凍傷をおこして 腐ったように枯れてしまいます。冬には室内になおしましょう。また、暑さには強いのですが、直射日光は、当たりすぎるのもよくありません。砂漠と違い日本の気候は夏の夜も暑いので 真夏などは風通しの良い半日陰に置くのがいいと思います。

 

ウチワサボテンは、乾燥地帯に自生する植物です。多湿の日本は決していい環境とは言えませんが、土が乾く状態にしなければなりません。土が常に湿った状態にはしないでください。根腐れをおこします。用土は水はけがよく 通気性の良いものを使いましょう。

初心者であれば サボテン用の土が園芸ショップなどで売られてますので それを使われるのが無難です。

自作する場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土 2:川砂 2 の割合で混ぜた土 もしくは、川砂8:腐葉土 2 で作った土に 燻炭を1割ほど混ぜたもの使うといいそうです。

 

管理(水やり)

水やりは、季節にあったやり方になります。

春から秋までは 土の表面が乾いて白っぽくなってから沢山お水を与えましょう。鉢の底穴から水が溢れる出すくらいあげて下さい。

夏になると日本の場合湿度もあるので 日中の水のやりすぎには注意が必要です。葉や根が蒸れてしまいダメにするので 夕方からの涼しい時間帯にあげましょう。

冬には 土が乾いてからしばらくの間お水を与えなくても大丈夫です。寒い期間に乾燥気味の状態を続けると耐寒性が強まるようです。水やりは、月に一度ぐらいにしましょう。

 

植え替え

ウチワサボテンの植え替え時期は 3月~7月下旬、9月~11月頃です。

水を与えても シワシワの状態が続く場合は 根が鉢の中で詰まっている状態です。根詰まりを起こしてると根腐れの原因になるため 1、2年を目安に植え替えをするのがおススメです。

植え替えの方法は・・・

  1. 土を乾燥させる(水を与えない)
  2. 鉢から株を抜き 余計な土を除く
  3. 根元から5cmほど残すつもりで余計な根を切り落とす
  4. ひとまわり大きな鉢に鉢底ネットと鉢底石を敷く
  5. 新しい土を3分の1ほど入れる
  6. 鉢の真ん中に置き周りに土を入れる
  7. 半日陰で1週間から10日ほど様子を見た後に水を与える

 

病気と害虫

害虫にはカイガラムシアブラムシです。

害虫は株を弱らせてしまいます。発見したら直ちに殺虫剤などで駆除しましょう。ただし、カイガラムシの成虫には薬剤が効きづらいため歯ブラシなどでこすり落とします。

「軟腐病」にかかる場合があります。ウチワサボテンは、病気にかかりにくい植物ですはありますが たまにかかりますので ほったらかしにしないように気をつけてください。

「軟腐病」は葉が腐ってしまう病気です。梅雨時期などに発生しやすいため 土の水はけや通気性をよくしておきましょう。万が一、発症したら速やかに発症したところを取り除きましょう。元には戻りません。枯れた茎を発見したら直ちに取り除き腐らせないようにし 発症を防ぎましょう。

花は、どんなのが咲くの?

開花年齢になると黄色やオレンジ色の花が咲きます。

ウチワサボテンの代表的な品種の金烏帽子(キンエボシ)60cm以上にも成長する大型種です。株が成長してくると茎の節から黄色い花がいくつも咲きます。

 

まとめ

ウチワサボテンは 比較的 育てやすいサボテンだと思います。園芸ショップやもしかしたら小さなものでしたら雑貨屋さんにも置いてあったりします。ウサギのような形のサボテン バニーカクタスなどです。可愛らしいのも多いので観賞用としても人気です。昔、サボテンステーキなど食用でも話題にもなりました。食用の品種もあるのでサラダなどして食してみるのも・・・しっかり品種を調べてからお願いしますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました