観葉植物 フィカス・ティネケの特徴と育て方は?

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観葉植物 フィカス・ティネケの特徴と育て方は?

 

フィカス・ティネケは、迷彩柄のような独特な葉を持つ観葉植物です。

葉の緑色と白い斑のコントラストが美しく、インテリア性も高いため人気があります。

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+特徴

フィカス・ティネケはクワ科フィカス属の品種で、原産地はインドや熱帯アフリカです。
インドゴムの木の斑入り種で、葉はまるで迷彩柄のような独特な色合いをしています。
深緑色と黄緑色に白い斑が入った葉はコントラストが美しく、おしゃれな雰囲気を醸し出してくれるので、インテリアグリーンとして人気です。

原産地では樹高40mを超えるような大型の品種ですが、鉢植えで育てる分にはそこまで大きくなりません。
日本で一般的に流通しているのは、30cm~1.5m程度と比較的育てやすいサイズが多いです。

株ごとに樹形は異なり、葉の模様も1枚1枚違うので、好みの株を探すのも楽しみの1つと言えます。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
耐陰性もあるため室内でも問題なく育てられますが、美しい葉をキープするためにも適度な日光は必要です。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、窓際など日光を取り込める明るい場所を選んでください。
室外で育てる場合は、明るい日陰などの直射日光があたらないようにしましょう。

水やりは表土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えます。
水やり後は、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。

肥料は、春から秋にかけて薄めた液体肥料や、緩効性化成肥料などを与えると良いでしょう。
与えることで、葉色・艶をきれいに保てます。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光してください。

夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えるのがおすすめです。
適度な湿度を保つために、霧吹きなどで葉水も行いましょう。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、気温の高いうちは直射日光に注意が必要です。
夏と同様、室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理してください。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るため、状態を見ながら水やりの回数・肥料を徐々に減らしましょう。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
寒さには少し弱いので、室外で育てている場合も冬場は室内の暖かい場所に移動させてください。
室内で管理する際は明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしましょう。
窓際などは明るさが確保できるものの、朝晩の冷え込みが強くなってしまうので注意が必要です。

休眠期にあたるので水やりは控えめに、土が乾いてから数日開けて与えましょう。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしてください。
ただし、暖房などで空気は乾燥しているので、葉水は定期的に行いましょう。

出典:https://item.rakuten.co.jp/engei2/186167/

 

+病気と害虫

フィカス・ティネケは、ハダニアブラムシカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。

+注意ポイント

フィカス・ティネケは耐陰性があるため室内でも育てられますが、美しい葉をキープするためにも適度な日光は必要です。
室内の明るい場所で育てるか、定期的に室外へ出すなど日照不足にならないようにしてください。
ただし、直射日光にあてると葉焼けを起こしてしまうため、室内・室外問わず注意しましょう。
また、寒さにはあまり強くないので、室外で育てている場合も冬場は室内の暖かい場所に移動させてください。

水やりは、基本的に土が乾いたらたっぷりと与えます。
ただし、冬場は休眠期で水をあまり必要としないため乾燥気味を保ってください。
害虫やほこり・乾燥対策のために、葉水は定期的に行いましょう。

+一般的な価格(販売価格)

フィカス・ティネケは、サイズによって価格が大きく異なり、30cm前後のコンパクトなサイズであれば2,000~3,000円程度で購入できます。
大きい株になると1万円を超えることも珍しくないので、好みの大きさ・育てる場所などから選んでみてください。

迷彩柄のような独特な色合いを楽しめるフィカス・ティネケ。
お部屋をおしゃれに演出してくれるので、ぜひインテリアグリーンとして育ててみてください。

 

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