観葉植物ソフォラ の特徴と育て方は?

ソフォラ 種類
スポンサーリンク

観葉植物ソフォラ の特徴と育て方は?

ソフォラは、別名「メルヘンの木」とも呼ばれる可愛らしい観葉植物です。
育てるのには少しコツが必要ですが、人気が高くインテリアグリーンなどによく用いられます。

+特徴
ソフォラはマメ科ソフォラ属(クララ属)の品種で、「ソフォラ・リトルベイビー」という名前で親しまれています。
ニュージーランドを原産地とする「ソフォラ・プロストラータ」の園芸品種で、ジグザグに生えた細い枝に小さな丸い葉を付けるのが特徴です。
見た目が可愛らしく、別名「メルヘンの木」とも呼ばれ親しまれています。
属名の「クララ」は、クラクラと目がくらむように根が苦く眩草(くららぐさ)と呼ばれていたことが由来だそうです。

ソフォラの見た目は華奢ですが、樹木にあたるので上手く成長すると樹高が2mを超えることもあります。

葉が黄色くなって落葉するなど、育てるのが難しいといわれることもありますが、ポイントを抑えておけば初心者の方でも育てられます。
小さい葉とジグザグの不思議な枝が可愛らしく、お部屋のインテリアグリーンにもおすすめです。
成長速度はゆっくりなので、小さい株から時間をかけて大きく育てていくのも楽しいでしょう。

スポンサーリンク

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
室内・室外問わず育てられますが、直射日光は葉焼けの原因になるので適度に遮光できる場所で育ててください。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外の場合は、明るい日陰などを選んで直射日光があたらないようにしてください。

水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。
乾燥しすぎると落葉することがあるので、状態をよく確認しておいてください。
ソフォラは葉からも水分を吸収するため、霧吹きなどで葉水も行いましょう。

肥料を与える場合は、春から秋にかけて10日に1回程度薄めた液体肥料を与えます。
肥料分が不足していても葉が黄色くなる可能性があるので、状態を見ながら与えると良いでしょう。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光しても良いです。

夏場は暑さで土が乾きやすいため、水切れしないように注意しましょう。
日中の暑い時間帯に水やりすると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。
また、夏場は蒸れから根腐れをおこしやすいため、水やりだけでなく葉水をこまめにおこなうのがおすすめです。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、直射日光には注意しましょう。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
寒さに比較的強い性質を持つため温暖な地域であれば室外での越冬も可能です。
霜や雪にあたると傷んでしまうため、寒さの厳しい地域では室内で管理するようにしましょう。

室内での管理は、明るい場所に置き暖房などの風が直接あたらないようにしてください。
また、窓際などに置く場合は朝晩気温が下がりやすいので注意しましょう。
休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしましょう。
暖房などを使うと空気が乾燥するため、葉水はこまめにおこなってください。

ソフォラ

 

+病気と害虫

ソフォラはハダニアブラムシ、カイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。

+注意ポイント

ソフォラは暑さにも寒さにも比較的強い性質をもちますが、乾燥を苦手とします。
春から秋は土が乾いたら水をたっぷりと与えましょう。
乾燥が続くと落葉してしまうため、水やりだけでなく、葉水もおこなうようにしてください。

室内・室外問わず直射日光にあたると葉焼けをおこすので、適度に遮光すると良いでしょう。
また、冷房や暖房の風が直接あたらないようにしてください。

日照不足や乾燥のしすぎで葉が黄色くなったり、落葉する可能性があります。
乾燥を嫌うからと水を与えすぎても根腐れをおこしてしまうので、バランスを見ながら調整するようにしてください。

+一般的な価格(販売価格)

ソフォラは小ぶりのサイズで販売されていることが多く、1,000~2,000円程度で購入可能です。
成長速度はゆっくりですが、時間をかけて上手く育てると1~2m程度まで大きくなることもあります。

「メルヘンの木」の名前の通り可愛らしく不思議な雰囲気を醸し出すソフォラ。
お部屋のインテリアグリーンにぜひ育ててみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました