観葉植物 ヒルガオの特徴と育て方は?

ヒルガオ 種類
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観葉植物 ヒルガオの特徴と育て方は?

ヒルガオは、朝顔によく似た花を咲かせるつる性の多年草です。
朝顔と違って、昼間を過ぎても花を咲かせる品種があります。

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+特徴

ヒルガオは、ヒルガオ科ヒルガオ属の品種で、原産地は日本や韓国、中国などです。
日本では北海道から九州までの幅広い地域に自生しており、日当たりのよい野原や道端などに生息しています。

ヒルガオは漢字で「昼顔」と書き、アサガオ(朝顔)と似た花を咲かせるのが特徴です。
昼にだけ花を開花する品種と、朝から夕方まで開花する品種の2パターンが存在し、どちらも5~8月頃に開花期を迎えます。
つる性の多年草で、地下茎を広げながら成長していくため、一度植えるとどんどん増えていくのが特徴です。
環境が合えば、駆除するのが大変と言われるくらい増えるため、植える場所には注意が必要です。

ヒルガオには、3〜4cmの花を咲かせる「コヒルガオ(小昼顔)」や、海岸の砂地などを中心に自生する「ハマヒルガオ」、ヒルガオとコヒルガオを掛け合わせた「アイノコヒルガオ」などがあります。

どの品種も、つるを絡ませながら成長していくため、支柱やネットなどを上手く活用して育てるのがおすすめです。

+育て方

ヒルガオは苗が流通していないので、種から育てるのが一般的です。
気温が20度以上ある温かい時期に植え付けしましょう。

・春
種を蒔く場合、4月後半から5月くらいの温かい時期に行うのがおすすめです。
水はけがよく、腐葉土などが入った土を使用しましょう。

種を蒔いたら、風通しが良く明るい場所で育てます。
水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えましょう。
土が乾く前に与えると根腐れを起こす可能性もあるため注意してください。

肥料は与えなくでもどんどん成長しますが、花付きを良くするためにも、月に1回緩効性肥料を与えるか、週に1回液体肥料を与えると良いでしょう。

・夏
風通しと日当たりの良い場所で育てます。
夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、朝と夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。
また、土が乾きやすくなるため、状態を見ながら1日2回与えても良いです。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てます。
秋を過ぎると花は枯れてしまうため、枯れた花は取り除くようにしましょう。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
地上に出ている葉や茎は寒さで枯れてしまいますが、完全に枯れているわけではありません。
ヒルガオは多年草なので、地下茎は土の中で休眠している状態です。
春になると、また新しい芽を出して咲き始めるため、そのまま管理しましょう。
休眠しているため、水やりは控えめにしてください。

ヒルガオ

 

 

+病気と害虫

ヒルガオは、アブラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

 

+注意ポイント

ヒルガオは丈夫な性質を持つため、あまり手入れをしなくても成長します。
しかし、繁殖力の強さから、駆除したいと悩む方もいるくらいの植物なので、植える場所には注意しなければいけません。

ヒルガオの花は一日花なので、開花したらその日のうちにしぼみます。
枯れた花をそのままにしてしまうと病気の原因にもなるため、こまめに取り除くようにしてください。

基本的に乾燥した環境を好みますが、水を良く吸うため土の状態を確認しながら水やりをしましょう。
夏場は、朝・夕の2回与えても問題ありません。

+一般的な価格(販売価格)

ヒルガオは、種を購入して育てるのが一般的です。
品種によって少し価格は変わるものの、種は500円以下で購入できます。

丈夫で育てやすく、アサガオに似た花を咲かせるヒルガオ。
夏らしい雰囲気も楽しめるので、ぜひ育ててみてください。

 

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