観葉植物 シッサス・ロンビフォリアの特徴と育て方は?
シッサス・ロンビフォリアは、別名「グレープアイビー」とも呼ばれる観葉植物です。
つる性の品種なので、ハンギングなどで飾るとおしゃれな雰囲気になります。
+特徴
シッサス・ロンビフォリアは、ブドウ科セイシカズラ属の品種で、原産地は熱帯アメリカです。
別名「グレープアイビー」と呼ばれており、こちらの名前の方が馴染みがあるという方も多いと思います。
ブドウ科の品種で、アイビーのようにつる性があることから、グレープアイビーという別名が付いたそうです。
シッサス・ロンビフォリアは、艶のある濃い緑色の葉が特徴で、細い茎をつる状に伸ばしながら成長していきます。
つる性を活かしてハンギングなどで育てるのもおすすめです。
+育て方
一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際など日光を取り込める場所を選んでください。
室外で育てる場合は、明るい日陰などの直射日光があたらない場所にしましょう。
水やりは表土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えます。
水やり後は、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
ほこりや害虫を防ぐためにも、霧吹きなどで葉水を行いましょう。
肥料は与えなくても問題ありませんが、春から秋にかけて薄めた液体肥料や、緩効性化成肥料などを与えると成長が早くなります。
・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光してください。
夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えるのがおすすめです。
葉水も定期的に行いましょう。
・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、気温の高いうちは直射日光に注意が必要です。
夏と同様、室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理してください。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るため、状態を見ながら水やりの回数・肥料を徐々に減らしましょう。
・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
寒さにはあまり強くないので、室外で育てている場合も冬場は室内の暖かい場所に移動させてください。
室内で管理する際は明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしましょう。
窓際などは明るさが確保できるものの、朝晩の冷え込みが強くなってしまうので注意が必要です。
窓からは少し離して置くようにしてください。
休眠期にあたるので水やりは控えめに、土が乾いてから数日開けて与えましょう。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしてください。
ただし、暖房などで空気は乾燥しているので、葉水は定期的に行いましょう。
出典:https://item.rakuten.co.jp/yukei/f6235v/
+病気と害虫
シッサス・ロンビフォリアは、ハダニやアブラムシ、カイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。
葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。
+注意ポイント
シッサス・ロンビフォリアは、室内・室外問わず育てられますが、直射日光には注意しなければいけません。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰などを選んでください。
ただし、日照不足になると株が弱ってしまうため、適度に日光をあてるようにしましょう。
耐寒性はあまりないので、室外で育てている場合も冬場は室内の暖かい場所に移動させるのがポイントです。
水やりは、基本的に土が乾いたらたっぷりと与えます。
ただし、冬場は休眠期で水をあまり必要としないため乾燥気味を保ちましょう。
害虫やほこり・乾燥対策のために、葉水は定期的に行ってください。
+一般的な価格(販売価格)
シッサス・ロンビフォリアは株の大きさによって価格が異なりますが、小さい株であれば2,000円前後で購入可能です。
大きい株になると価格も上がるため、好みのサイズ・置き場所から選ぶと良いでしょう。
艶のある濃い緑色の葉とつるを伸ばした姿が美しいシッサス・ロンビフォリア。
ぜひインテリアグリーンとして育ててみてください。
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