観葉植物 ネオレゲリアの特徴と育て方は?

ネオレゲリア 種類
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観葉植物 ネオレゲリアの特徴と育て方は?

ネオレゲリアは、パイナップルの仲間で個性的な葉が特徴の観葉植物です。
葉が赤く染まる品種や縞模様の品種など、独特な見た目から愛好家も多くいます。

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+特徴

ネオレゲリアは、パイナップル科ネオレゲリア属の品種で原産地は熱帯から亜熱帯アメリカです。
周りの木や岩場などに着生して自生しており、品種数は4,000種類を超えるといわれています。

株の中心部には筒状の箇所があり、筒の中に水を溜めて吸水する特殊な性質をもつ植物です。
日光をしっかりとあてて育てると、筒状の箇所と周辺の葉が鮮やかな赤色に染まり華やかな印象に変化します。
多くの品種はロゼット状に葉が生えており、縁にはトゲをもつのが特徴です。

ネオレゲリアの中でも有名な品種に「ネオレゲリア・カロライナエ」があり、開花期になると中央部分の葉が濃い赤色に色づきます。
他にも、赤や黄や紫の葉をもつ「ネオレゲリア・スペクタビリス」や、葉の縁に沿って斑が入った「ファイアーボール・バリエガータ」なども人気です。

色鮮やかで独特な雰囲気があるため、コレクションされている愛好家も多く、高値で取引される品種もあります。

+育て方

一年を通して、日当たりの良い場所で管理しましょう。
水やりは、中心部の筒状の箇所に水が溜まるように真上からおこなってください。

・春
日光があたる明るい場所で育てます。
室内でも育てられますが、日照不足になると徒長してしまうため注意が必要です。
また、葉の色づきも悪くなる可能性があるので、しっかりと日光があたる場所に置いてください。

ネオレゲリアは湿潤な環境を好む性質があるため、水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えましょう。
中心部の筒状の箇所に水が溜まるように、意識して水を与えてください。

基本的に肥料はあまり必要としませんが、成長を早める効果があるため薄めた液体肥料を10日に1回程度与えると良いでしょう。

・夏
日当たりの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になることがあるため注意が必要です。
とくに、室内で育てている株を急に室外に出すと、刺激で株が傷んでしまう可能性があるので様子を見ながら徐々に慣らしていきましょう。

夏場は暑さで水が乾きやすいので、土の表面が乾いたら水やりをします。
日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

・秋
日光があたる明るい場所で育てます。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てますが、寒さには弱いので室内で管理するのがおすすめです。
窓際などの明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから与えてください。
また、冬場は筒状の部分に水が溜まったままになると、寒さで傷んだり凍ってしまうこともあるため、水やり後は取り除くようにしましょう。

ネオレゲリア

+病気と害虫

ネオレゲリアはハダニカイガラムシ、アブラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

+注意ポイント

ネオレゲリアは日照不足になると徒長し、葉の色づきも悪くなってしまいます。
1年を通してしっかりと日光をあてるようにしましょう。
寒さには弱い性質をもつため、冬場は室内で管理するのが安心です。

湿潤な環境を保てるように、土の表面が乾いたら水やりをしてください。
春から秋は水やりの際に、中心部の筒状の箇所にも水が溜まるようにしましょう。
冬場は水分が残っていると寒さで傷んでしまうため、取り除いておいてください。

+一般的な価格(販売価格)

ネオレゲリアはサイズや品種によって価格が変わり、1,000円程度のものから1万円近くするものまで幅広く販売されています。
とくに、鮮やかに赤く色づく品種は値段が高くなる傾向です。

個性的な見た目と色鮮やかな葉を楽しめるネオレゲリア。
ぜひ育てて魅力を体感してみてください。

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