観葉植物 ギンモクセイの特徴と育て方は?

ギンモクセイ 種類
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観葉植物 ギンモクセイの特徴と育て方は?

ギンモクセイは、秋ごろに少し芳香のある黄色がかった白い花を咲かせる植物です。
有名なキンモクセイとも同じモクセイ科の品種で、庭木などにも人気があります。

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+特徴

ギンモクセイは、モクセイ科モクセイ属の品種で、中国を原産地とします。
有名な「キンモクセイ」と同じモクセイ科の品種ですが、キンモクセイに比べると香りは弱く、花の色も淡いのが特徴です。
黄色がかった白やオレンジがかった黄色など、キンモクセイの鮮やかなオレンジに比べて淡い色合いの花を付けます。

キンモクセイに比べると見かける頻度は少なく、香りもほのかなのであまり印象に残らないかもしれませんが、庭木として昔から親しまれている品種です。

秋になるとどこからともなく香ってくるキンモクセイですが、元々はギンモクセイの変種と言われています。
どちらも育て方などはほとんど変わりませんが、花の色や香り、葉の形や厚みが微妙に異なるのが見分けるポイントです。

「初恋」「高潔」、「あなたの気を引く」など、ギンモクセイの少し控えめな色合い・香りに合った花言葉があるのも特徴の1つと言えるでしょう。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
花付きを良くするためにも、しっかりと日光があたる場所を選んでください。
鉢植え・地植えどちらでも育てられます。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
半日陰など、日当たりがあまりよくない場所でも育てられますが、花付きを良くするためにもしっかりと日光があたる場所で育てましょう。

鉢植えで育てる場合、水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷりと与えます。
水やり後は、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。
地植えで育てる場合、特別水やりの必要はありません。

肥料は、緩効性肥料などを与えると良いでしょう。
ただし、水やりと同様、地植えの場合は必要ありません。

・夏
風通しが良く、明るい場所で育てます。

夏場も土が乾いたら底穴から上がれ出るくらいたっぷりと水やりをします。
ただし、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。
また、地植えの場合、雨が少なく日照りが続く場合は水やりを行いましょう。
株の状態を見ながら判断してください。

・秋
風通しが良く、明るい場所で育てます。
上手く花芽を付ければ、10月頃に開花し始めるでしょう。
顔を近づけると、ほのかに良い香りがします。

花が咲き終わったら、成長を促すためにも冬を迎える前に剪定を行いましょう。
剪定が遅くなってしまうと、次に咲く花芽まで切り落としてしまうことになるため注意してください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
基本的な育て方は春~秋と変わりません。

ただし、鉢植えで育てている場合、冬場に水を与え過ぎると土が乾かなくなってしまうため、乾燥気味を保ちましょう。

ギンモクセイ

 

 

+病気と害虫

ギンモクセイは乾燥しすぎると、カイガラムシなどの害虫が付くことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

+注意ポイント

ギンモクセイは、日照不足になると花を付けない可能性があります。
日陰でも育てられますが、日光をしっかりと取り込める場所で育てるようにしましょう。

鉢植えで育てる場合、水やりは土が乾いたらたっぷりと与えます。
ただし、冬場は土が乾きづらくなるため、乾燥気味を保つようにしましょう。
与えすぎは根腐れなど、株を傷めてしまう原因になります。
地植えで育てる場合、雨水で対処できるため、一年を通して水やりの必要はありません。
夏場など、日照が続く場合のみ、株の状態を見ながら水やりをするようにしてください。

+一般的な価格(販売価格)

ギンモクセイはサイズによって価格が大きく変わり、ポット苗程度の小さいサイズであれば500円程度で購入可能です。
庭木用など、大きいサイズや複数の株をセットで購入する場合は価格が上がるため、植えたい場所などから好みの株を選ぶと良いでしょう。

控えめな香りと色合いが可愛らしいギンモクセイ。
キンモクセイとは違った魅力があるので、ぜひ庭やベランダなどで育ててみてはいかがでしょうか。

 

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