観葉植物 ウォーターマッシュルームの特徴と育て方は?

ウォーターマッシュルーム 種類
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観葉植物 ウォーターマッシュルームの特徴と育て方は?

ウォーターマッシュルームは、名前の通り見た目がきのこに似ている可愛らしい観葉植物です。
水中でも育てられるので、鉢植えだけでなくアクアリウムなどにも用いられています。

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+特徴

ウォーターマッシュルームは、ウコギ科チドメグサ属の品種で、原産地は南北アメリカや西インド諸島です。
ひょろっと伸びた細い茎に丸い可愛らしい葉がついており、うちわのように見えることから和名には「ウチワゼニクサ」という名前がついています。
また、「ウォーターコイン」という別名もあり、丸い形がコインに見えることに由来するようです。

ウォーターマッシュルームは鉢植えだけでなく水中でも育てられる水中植物で、根元から葉先まで全て水の中に入れた状態でも育てられます。
鉢植えの葉が5cm程度の大きさに成長するのに対し、水草としてアクアリウムなどに用いる場合は小さく育つのが特徴です。

可愛らしい葉を楽しむ品種ですが、上手く育てると6~10月に小さな白い花を咲かせます。
鉢植えや水中だけでなく、ハイドロカルチャーなどでも育てられるため、自分の好みに合わせてさまざまな育て方が可能です。

ウォーターマッシュルーム

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
水中植物なので、水切れにはとても弱い性質をもちます。
鉢植えで育てる場合は、鉢を水につけた状態で育てると良いでしょう。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内・室外問わず育てられますが、日光があたる明るい場所で管理しましょう。
鉢植えで育てる場合は、株の根元が水につかるように水を張った容器などにつけておくのがおすすめです。
ハイドロカルチャーなどで育てる場合も、水切れしないようにこまめに確認してください。

丈夫な性質をもつため肥料はあまり必要としませんが、与える場合は緩効性の化成肥料などを月に1回程度与えると良いでしょう。

・夏
春と同様、風通しと日当たりの良い場所で管理しますが、暑さで水温が上がりやすいため注意が必要です。
鉢植えやハイドロカルチャー、アクアリウムなど、どの育て方でも水温の上がりすぎは株が枯れてしまう原因になります。
水温が上がるようであれば、水を取り換えたり置き場所を変えるなどの対策が必要です。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、気温が高いうちは夏と同様水温に注意してください。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしましょう。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
寒さにも比較的強い性質をもち、水切れさえ注意しておけば室外での冬越しも可能ですが、気温が3度を下回る地域では室内で管理するのが安心です。
室内で育てる場合は、明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらない場所を選びましょう。

 

+病気と害虫

ウォーターマッシュルームは丈夫な性質をもち、病気や害虫の心配はほとんどありません。

+注意ポイント

ウォーターマッシュルームは水切れに注意しましょう。
鉢植えの場合は、水を張った容器に鉢をつけて株の根元を水につけている状態で育てるのがおすすめです。
ハイドロカルチャーの場合もこまめに水の量を確認し、水切れしないようにしてください。

日当たりの良い場所を好みますが、夏場は暑さで水温が上がるためこまめに水を取り換えたり、置き場所を工夫するなどの対策が必要です。
冬場は3度を下回る地域では室内で管理する方が良いですが、水切れさえ注意すれば室外でも冬越しができます。

+一般的な価格(販売価格)

ウォーターマッシュルームはサイズによって価格が変わりますが、1,000~2,000円程度で購入できます。
水草として無農薬で育てられたウォーターマッシュルームも販売されているため、水槽で生物と一緒に育てる場合は無農薬のものを選ぶと良いでしょう。

丸い葉が可愛らしいウォーターマッシュルーム。
鉢植えや水中などさまざまな育て方を楽しんでみてください。

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