観葉植物 タマリュウの特徴と育て方は?

タマリュウ 種類
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観葉植物 タマリュウの特徴と育て方は?

タマリュウは、細長い葉を茂らせる観葉植物で、グランドカバーとして人気の品種です。
成長してもあまり大きくならず、維持が比較的簡単なので、庭や花壇などさまざまなところで活用されています。

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+特徴

タマリュウは、ユリ科ジャノヒゲ属の品種で、原産地は日本や中国、朝鮮半島などです。
グランドカバーとして有名な「リュウノヒゲ」の中で、葉の短い株をかけ合わせて作られた小型の品種で、成長しても葉丈は5~15cm程度にしかなりません。
リュウノヒゲよりも小さく、維持に手間がかからないことから、グランドカバーとして人気を集めています。

日陰や日向問わずどんな環境でも丈夫に育ちますが、踏まれると傷んでしまうため、人が通らないような場所へ植え付ける必要があります。

タマリュウは常緑多年草なので、一度植えつけると長く楽しめるのも魅力です。
手入れをあまりしなくても育つため、庭をきれいに保ちたい方にはおすすめと言えます。
また、目立たないものの夏頃には小さな花を咲かせ、花の後には青い実を付けるため、変化も楽しめるのが特徴です。

鉢植え・地植え問わず育てられるため、プランターで他の植物との寄せ植えを楽しんだり、庭のグランドカバーとして芝生のように植えるのもおすすめです。
植え付ける際は、タマリュウの株と株を10cm程度離し、ジグザグになるような配置にするときれいになります。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で育てましょう。
丈夫な性質を持つため、日陰でも問題なく育てられます。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
ただし、葉をきれいな状態に保つためにも、人に踏まれないような場所に植えるのがおすすめです。

地面に植える場合、雨水で対応できるため水やりは基本的に必要ありません。
鉢植えで育てる場合のみ、土が乾いたら水を与えるようにしましょう。
土もどんなものでも大丈夫ですが、水はけが悪い場合は腐葉土などを混ぜてください。

肥料は必要ありませんが、植え付ける際に緩効性化成肥料などを土に混ぜ込んでも良いでしょう。

・夏
タマリュウは暑さにも強いため、特別な対策は必要ありません。
鉢植えで育てている場合は、土が乾いたら水やりをしましょう。
夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。
地植えの場合は日照りが続かない限り、水やりをしなくても問題ありません。

ただし、暑さで水切れしやすいのでこまめに葉の状態は確認しておきましょう。

・秋
秋も、春・夏と同じく、特別な手入れは必要ありません。
株が大きくなってきて植え替えをしたい場合や、株分けで増やしたい場合は、春か秋に行いましょう。
株をスコップなどで掘り起こし、根元から半分に分けてそれぞれ植えてください。

・冬
タマリュウは寒さにも強いため、他の季節と同様に育てましょう。
特別な手入れは必要ありませんが、枯れ葉がある場合は手で取り除くと見栄えが良くなります。
冬場は植え替えに適さないため、秋までに済ませてください。

タマリュウ

+病気と害虫

タマリュウは病害虫にも強いため、特別心配はありません。
しかし、まれにカビが原因の白絹病を発症することがあります。
水はけの悪い土を使い続けていたり、夏場に多湿が続くことで発症するため、注意しましょう。

 

+注意ポイント

タマリュウは丈夫な性質を持つため、特別な手入れは必要ありませんが、地植えする場合は植える場所に注意が必要です。
踏まれると傷んで枯れてしまうため、人が踏み入れない場所を選んで植え付けましょう。

水やりは、地植えの場合は雨水のみで問題ありません。
夏場など、日照りが続く場合は葉の状態を見て水やりをしてください。
また、鉢植えで育てる場合、土が乾いたら水を与えます。

土の水はけが悪かったり、多湿が続くと白絹病というカビが原因の病気になる可能性があるため、注意してください。

+一般的な価格(販売価格)

タマリュウは、ポット苗程度の小さい株であれば500円以下で購入可能です。
庭のグランドカバーとして育てる場合は、100ポットなどまとめ売りもされているため、利用するのがおすすめです。

丈夫であまり手入れも必要としないタマリュウ。
寄せ植えや庭のグランドカバーなど、さまざまな育て方を楽しんでみてください。

 

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