観葉植物 オリーブの特徴と育て方は?

オリーブ 種類
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観葉植物 オリーブの特徴と育て方は?

オリーブは、オリーブオイルやオリーブの実など、食用として利用されることの多い観葉植物です。

実だけでなく艶のある緑色の葉が美しく、インテリアグリーンとして高い人気を誇ります。

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+特徴

オリーブはモクセイ科オリーブ属の品種で、原産地は地中海地方や中近東、北アフリカです。
艶のある緑色の葉は、裏面に白い毛がびっしりと生えており、風に揺れるときらきら輝いているように見えます。

近年、見た目のオシャレさから鉢植えや地植えなどで育てる方が増えていますが、実はオリーブの歴史は古く、ギリシャのクレタ島では紀元前3000年頃には栽培されていたと言われています。
株自体の寿命も長く、3000年を超えるオリーブの木も存在するそうです。

日本で一般的に流通しているのは、卓上でも置けるようなコンパクトなサイズから2m以下の株が多く、剪定をしながら育てていればあまり大きくなりません。
大きく育てたい場合は、地植えにすれば10~15m程度まで成長することもあります。

実は生では苦くて食べられませんが、塩漬けなどにすると美味しく食べられます。

オリーブ

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
日光を好むため、室外で育てるのがおすすめです。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
水はけが悪い土では株が弱ってしまうため、排水性と通気性が良くなるようにしてください。
オリーブはアルカリ性の土を好むため、鉢植えの場合はオリーブ専用の培養土などを用いても良いでしょう。
地植えする場合は土をしっかりと耕し、堆肥を混ぜてから植えるのがおすすめです。

鉢植えの水やりは、表土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えます。
水やり後は、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
地植えの場合は定期的な水やりは必要ありません。
花芽が出始める3月頃にオリーブ用の肥料を与えましょう。
時期・回数は肥料ごとの記載に従ってください。

・夏
春と同様風通しの良い明るい場所で育てます。
オリーブは過失を嫌うため、梅雨時期の長雨には注意しなければいけません。
雨水にさらされ続けると根腐れを起こしてしまう可能性があるため、鉢植えで育てている場合は軒下などに移動させるようにしましょう。
地植えの場合は雨水が溜まらないように溝を掘るなどして、自然と排出されるように工夫してください。

梅雨が終わって本格的な夏になると、土も乾きやすくなるため、こまめに水やりをしましょう。
地植えの場合も、日照りが続くようであれば水やりを行ってください。
夏場は乾燥しすぎると葉が落ちてしまうため、注意しましょう。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てます。
春・夏と同様、鉢植えの場合は表土が乾いたら水やりをしましょう。
地植えの場合は、基本的に水やりの必要はありません。
10月頃にも肥料を施してください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
基本的に温暖な環境を好む品種なので、鉢植えで育てている場合は室内へ移動させると良いでしょう。
地植えの場合は寒さ対策を行い、霜などが触れないようにしてください。
霜や雪に触れると株が傷んでしまうため、寒さが厳しい地域では移動できるように鉢植えで育てるのがおすすめです。

冬場も、鉢植えの場合は土が乾いたら水やりを行いましょう。
地植えの場合はほとんど必要ありません。

+病気と害虫

オリーブは、オリーブアナアキゾウムシハマキムシなどの害虫がつくことがあります。
葉や幹などを食害してしまうため、発見したらすぐに駆除するようにしましょう。
市販の殺虫剤を使用するのがおすすめです。

 

+注意ポイント

オリーブは、温暖な気候と明るい日光を必要とします。
鉢植え・地植え問わず、日光をしっかりと取り込める場所で育てましょう。
多湿を嫌うため水はけの良い土を使用し、長雨があたらないようにしてください。
肥料は3月・6月・10月頃を目安に与えます。

耐寒性はあまりないので、寒さの厳しい地域では鉢植えで育て、冬場は室内の明るい場所へ移動させてください。

ただし、ある程度寒さにあてていなければ、花が付かない可能性もあるため注意が必要です。

+一般的な価格(販売価格)

オリーブは、サイズによって価格が大きく異なり、コンパクトなサイズであれば2,000~3,000円程度で購入できます。
大きい株になると1~3万円程度するので、好みの大きさ・育てる場所などから選んでみてください。

葉だけでなく花も実も楽しめるオリーブ。
ぜひインテリアグリーンとして育ててみてください

 

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