観葉植物 シッサスの特徴と育て方は?

シッサス 種類
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観葉植物 シッサスの特徴と育て方は?

シッサスは、切り込みの入った葉をつる状に伸ばしていく観葉植物です。
200~300品種と多くの種類があり、どれも育てやすいことから初心者の方にも人気があります。

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+特徴

シッサスは、ブドウ科シッサス属の品種で、原産地は熱帯アメリカです。
世界中の熱帯から温帯にかけて、200~300種類程度の品種が存在すると言われています。

切れ込みの入った形の葉を持ち、つる状にどんどんと成長していくのが特徴です。
どの品種も繁殖力が強く、あまり手をかけなくても丈夫に育ってくれます。

シッサスの中でも観葉植物としてよく流通しているのは、カンガルーアイビーやカンガルーバインと呼ばれるオーストラリア原産の「シッサス・アンタルクティカ」です。
他にも、グレープアイビーと呼ばれる熱帯アメリカ原産の「シッサス・ロンビフォリア」や、「シッサス・エレンダニカ」「シッサス・アマゾニカ」などの品種が流通しています。

つる性を活かしてハンギングなどで育てることが多く、お部屋をおしゃれな雰囲気にしてくれる品種です。
剪定した枝を挿し木で簡単に増やすことができたりと、初めて観葉植物を育てる方にもおすすめと言えます。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
室内・室外問わず育てられますが、日照不足になると弱い株になってしまうため、しっかりと日光をあてるようにしてください。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、日光を取り込める窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外で育てる場合も、明るい場所を選んでください。

水やりは、土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないようにしてください。
比較的乾燥に強い品種が多いため、水のやりすぎには注意しましょう。
肥料は与えなくても育ちますが、5月頃から秋にかけて緩効性の置き肥を与えても良いです。
与えることで成長を早めてくれます。

・夏
風通しの良い明るい場所で育てます。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光しても良いです。
強すぎる日光は葉焼けの原因になるため注意してください。

夏場も土がが乾いたらたっぷりと水やりをします。
日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えましょう。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てます。
10月頃までは日差しが強いため、直射日光による葉焼けには注意してください。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態を見ながら水やりの回数を徐々に減らしましょう。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
品種によって寒さへの耐性が異なるものの、基本的には室内で育てるのがおすすめです。
室内で管理する際は明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。
窓際などに置く場合は朝晩の冷え込みが強くなるため、ダメージを受けていないか状態をよく確認するようにしましょう。

休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから数日開けて与えてください。
たくさん与えると、土が乾かずに根腐れを起こしてしまうため注意しましょう。
肥料も必要ありません。

シッサス

 

+病気と害虫

シッサスはハダニアブラムシカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて行ってください。

+注意ポイント

シッサスは、直射日光で葉焼けを起こす可能性があります。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理するようにしましょう。
とくに、夏場の直射日光には注意してください。
ただ、日照不足が続くと弱い株になってしまうため、適度に日光をあてるのがおすすめです。
また、寒さにはあまり強くない品種もあるので、基本的に冬場は室内で育ててください。

水やりは土が乾いてからたっぷりと与え、害虫の発生を防ぐためにも葉水は定期的に行いましょう。

 

+一般的な価格(販売価格)

シッサスは品種やサイズによって価格が変わるものの、ポット苗程度の小さいサイズであれば1,000~2,000円程度で購入できます。
大きい株や珍しい品種になると10,000円以上するものもあるため、好みのサイズや置き場所に合わせて選んでください。
お部屋のインテリアとして目立たせたい場合は、少し大きめの株をハンギングにして育てるのがおすすめです。

繫殖力の強さからつるをどんどん伸ばしていくシッサス。
育てやすく、インテリアとしてもオシャレなのでぜひ育ててみてください。

 

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