観葉植物 ユーフォルビア・カラキアスの特徴と育て方は?

ユーフォルビア・カラキアス 種類
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観葉植物 ユーフォルビア・カラキアスの特徴と育て方は?

ユーフォルビア・カラキアスは、花のように見える特殊な形の苞をもつ観葉植物です。
細長い葉は斜め下を向いて生えており、全体的にユニークな見た目をしています。

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+特徴

ユーフォルビア・カラキアスは、トウダイグサ科ユーフォルビア属の品種で、原産地は地中海沿岸です。
岩場などを中心に、乾燥した地域に自生しています。

花のつぼみを守るために特殊な形の苞をたくさん付けており、まるで花のように見えるのが特徴です。
花は3月下旬~5月にかけて、まっすぐ伸びた茎の上部に咲きます。
小さい花を密集させて咲かせる姿は、とてもユニークです。
花が咲いていない期間も、苞や青みがかった葉を楽しめます。

ユーフォルビア・カラキアスには、苞の中にある腺体という粒状の物が褐色になっている「ブラックパール」や、黄色い苞をもつ「ウルフェニー」などの園芸品種もあります。

耐寒性が強く、鉢植えや地植えなどでも手軽に育てられますが、樹液に触れると肌がかぶれる可能性があるため注意が必要です。
とくに、小さいお子様やペットのいるご家庭では、手が届かない場所で育てるようにしましょう。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
直射日光は苦手なので、注意が必要です。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室外で育てるのがおすすめですが、直射日光は苦手なので適度に遮光できるようにしましょう。

水やりは土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度に与えます。
ただし、乾燥した環境を好むため、与えすぎには注意が必要です。
与え過ぎて根腐れをおこしてしまわないように、乾燥気味に育ててください。

肥料はあまり必要としませんが、春と秋に緩効性化成肥料を少し置き肥しても良いでしょう。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は株が傷んでしまう原因になるため注意が必要です。
遮光ネットなどを活用しながら、適度に遮光してください。
また、多湿を嫌うため、梅雨の時期などは雨がかからないように置き場所を工夫しましょう。

夏場も土が乾いたら水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、直射日光には注意しましょう。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るため、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしていきましょう。

・冬
風通しが良く、明るい場所で育てます。
耐寒性も強いため、室外で問題なく冬越し可能です。
ただし、霜や雪にあたると株が傷んでしまうので、軒下に移動させるなどの対策を行いましょう。

休眠期にあたるので水やりは控えめに、土が完全に乾いてから数日開けて与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしましょう。
地植えで育てている場合は、水やりをせず雨水のみで問題ありません。
肥料も必要無いでしょう。

ユーフォルビア・カラキアス

+病気と害虫

ユーフォルビア・カラキアスは、カイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。

また、高温多湿が続くとさび病などの病気を発症してしまうことがあります。
なるべく風通しの良い場所に置き、湿気がこもらないようにしてください。

 

+注意ポイント

ユーフォルビア・カラキアスは耐暑性が強いものの、直射日光は苦手とします。
夏場などは、適度に遮光するようにしましょう。
また、耐寒性も強く、室外での冬越しも問題ありませんが、霜や雪にはあたらないように注意が必要です。

ユーフォルビア・カラキアスは多湿を嫌うため、水やりは控えめにして乾燥気味を保ちましょう。
とくに、夏場は暑さで鉢内が蒸れたり、冬場は寒さで鉢内に残った水分が凍るなど、株を傷める原因になります。

また、多湿が原因の病気を発症する可能性もあるため注意しましょう。

+一般的な価格(販売価格)

ユーフォルビア・カラキアスはサイズによって価格が変わりますが、小さいサイズであれば1,000円以下で購入可能です。
大きい株になると3,000~5,000円程度することもあります。

花のような苞や下向きに密集してはえる葉など、見た目がとてもユニークなユーフォルビア・カラキアス。
珍しい植物を育ててみたい方にはぴったりの品種なので、ぜひ育ててみてください。

 

 

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