観葉植物 トライアンギュラリスの特徴と育て方は?

トライアンギュラリス 種類
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観葉植物 トライアンギュラリスの特徴と育て方は?

トライアンギュラリスは、縦長のハートのような形の葉をたくさん付ける観葉植物です。
丈夫で育てやすいと知られているシェフレラ属の品種なので、初心者の方も気軽に育てられます。

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+特徴

トライアンギュラリスはウコギ科シェフレラ属の品種で、原産地は東南アジアです。
縦長のハートのような形の葉をたくさん付けることから、「ハートの木」とも呼ばれています。
幹を横に広げながら成長していく特性を持つため、枝部分を剪定しながら育てると、木のような見た目にもできます。
洋風のお部屋にはもちろん、鉢を工夫して盆栽のように仕立てれば、和風のお部屋にも相性抜群です。

丈夫な性質を持ち、関東以南の地域であれば一年を通して室外でも育てられます。
また、耐陰性もあるので、室内でも問題なく育てることが可能です。
あまり手をかけなくても丈夫に育つため、初めて植物を購入する方にもぴったりと言えます。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
耐陰性があるため室内でも育てられますが、日照不足にはならないように適度に日光をあててください。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外で育てる場合は、明るい日陰などを選んでください。
いきなり直射日光にあてると葉焼けを起こす可能性もあるため、購入してきた株を室外に出す際は状態をよく見るようにしましょう。

水やりは土の表面が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
霧吹きなどで葉水を与えるのも効果的です。
肥料はあまり必要としませんが、与える場合は春から秋にかけて2か月に1回程度緩効性肥料を与えると良いでしょう。

・夏
風通しの良い明るい場所で育てます。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば、遮光ネットなどを活用して適度に遮光しても良いです。

夏場は暑さで土が乾きやすいので、表面が乾いたら水やりをします。
日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てます。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
耐寒温度は0度程度なので、関東以南の地域であれば室外でも育てることが可能です。
寒さが厳しい地域では、室内で育てるようにしましょう。
ただし、0度を下回らなくても、霜などにあたると株は傷んでしまうため注意してください。

室内で管理する際は明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしましょう。
肥料も必要ありません。

トライアンギュラリス

+病気と害虫

トライアンギュラリスは、ハダニカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて行いましょう。

+注意ポイント

トライアンギュラリスは、直射日光で葉焼けを起こす可能性があります。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理するようにしましょう。
とくに、夏場の直射日光には注意してください。
ただ、耐陰性はあるものの、日照不足が続くと弱い株になってしまいます。
適度に日光をあてて、丈夫な株に育つようにしましょう。

寒さの厳しい地域や霜が振る場合は、室内の明るい場所で育ててください。

水やりは土が乾いたらたっぷりと与え、害虫の発生を防ぐためにも葉水は定期的に行いましょう。

+一般的な価格(販売価格)

トライアンギュラリスはサイズによって価格が変わりますが、コンパクトなサイズであれば2,000~3,000円程度で購入できます。
大きい株になると10,000円以上するものもあるため、好みのサイズや置き場所に合わせて選んでください。

ハート型の葉が可愛らしく、仕立て方次第で和にも洋にもあわせられるトライアンギュラリス。
お部屋のインテリアグリーンにぜひ育ててみてください。

 

 

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