観葉植物 トラディスカンチア(ゼブリナ)の特徴と育て方は?

トラディスカンチア(ゼブリナ) 種類
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観葉植物 トラディスカンチア(ゼブリナ)の特徴と育て方は?

トラディスカンチア(ゼブリナ)は、光沢のある深緑の葉に赤紫の縞模様が入った個性的な観葉植物です。
見た目にインパクトがあるため、お部屋のアクセントにもおすすめです。

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+特徴

トラディスカンチアはツユクサ科ムラサキツユクサ属の品種で、原産地は北アメリカや熱帯アメリカです。
かつてセブリナ属に属していたため、「セブリナ」と呼ばれることもあります。
光沢のある深緑色と赤紫色の縞模様が美しく、他の観葉植物にはない個性的な見た目をしています。
この赤紫色の縞は、日光によくあたると色が濃くはっきりとしますが、日照不足になると色が薄くなるのが特徴です。
葉の裏側も深みのある赤紫色をしているので、ハンギングなどの吊り鉢で育てても色合いを楽しめます。
個性的な見た目から育てるのが難しそうに感じるかもしれませんが、丈夫な性質をもつため初めて植物を育てる方にもおすすめの品種です。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
耐陰性があるため室内でも育てられますが、日照不足にはならないように適度に日光をあててください。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外で育てる場合は、明るい日陰などを選んでください。
直射日光にあてると葉焼けを起こす可能性もあるため、強すぎる日光には注意してください。

水やりは土の表面が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
霧吹きなどで葉水を与えるのも効果的です。
肥料は春から秋の2ヶ月に1回程度、緩効性化成肥料を施します。
また、液体肥料を10日に1回程度施しても良いです。

・夏
風通しの良い明るい場所で育てます。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば、遮光ネットなどを活用して適度に遮光しても良いです。

夏場は暑さで土が乾きやすいので、表面が乾いたら水やりをします。
日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てます。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
寒さにも比較的強い性質を持ちますが、霜にあたると株が傷んで枯れてしまうため注意が必要です。
室外で育てている場合も、寒さが厳しい地域では室内に移動するようにしましょう。

室内で管理する際は明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしましょう。
肥料も必要ありません。

トラディスカンチア(ゼブリナ)

+病気と害虫

トラディスカンチアは、ハダニカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて行いましょう。

+注意ポイント

トラディスカンチアは直射日光は苦手としますが、日照不足になると葉色が薄くなってしまいます。
また、つるが間延びして見た目が悪くなってしまうため、適度に日光をあてるようにしましょう。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理してください。

寒さにもある程度耐性はありますが、霜・雪があたると株が傷んで枯れてしまいます。
室外で育てている場合も、冬場は室内の明るい場所で育てるのがおすすめです。

水やりは土が乾いたらたっぷりと与え、害虫の発生を防ぐためにも葉水は定期的に行いましょう。

+一般的な価格(販売価格)

トラディスカンチアはサイズによって価格が変わりますが、ポット苗の小さいサイズであれば500円前後で購入できます。
ハンギングで販売されているような少し大きめの株になると2,000~3,000円程度するものもあるため、好みのサイズや置き場所に合わせて選んでください。

葉のコントラストが美しく、お部屋のアクセントにもなるトラディスカンチア。
インテリアグリーンとしてぜひ育ててみてください。

 

 

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