観葉植物 ピレアの特徴と育て方は?

ピレア 種類
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観葉植物 ピレアの特徴と育て方は?

ピレアは、葉脈の模様が美しい品種や肉厚の葉をもつ品種など種類の多い観葉植物です。
ポイントを抑えれば比較的育てやすい品種なので、初心者の方にも人気があります。

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+特徴

ピレアは、イラクサ科ピレア属の品種で世界中の温帯~亜熱帯を原産地とします。
600~700程度の品種が自生しており、草丈は15~80cmと品種によってさまざまです。

日本で最もポピュラーなのはベトナム原産の「ピレア・カディエレイ」で、緑色の葉に銀色の斑が入った見た目からアルミニウム・プランツとも呼ばれています。
他にも、ほふく性で小さな緑色の葉に銀白色の斑が入った「ピレア・グラウカ」や、黄緑色の葉にちりめん状のシワが入った「ピレア・ムーンバレー」、小さな緑色の葉に銀色の模様が入った「ピレア・シルバーツリー」など、同じピレアでも見た目は品種によって大きく異なるのが特徴です。

うまく育てると花をつけることがあり、白やピンクなどの小さな可愛らしい花を咲かせます。
たくさんの品種があるので、お気に入りのものを探すのも楽しくておすすめです。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
室内・室外問わず育てられますが、直射日光は苦手とするので適度に遮光できる場所で育ててください。
用土は観葉植物用などの水はけの良い土を使いましょう。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外の場合は、明るい日陰などを選んで直射日光があたらないようにしてください。

水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。

肥料はあまり必要としませんが、与えると成長を早める効果があるので薄めた液体肥料か置き型の化成肥料を与えましょう。
植え替えをする場合は暖かいこの時期がおすすめです。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば明るい日陰で育てて、日光のあたり具合はしっかり確認してください。
また、遮光ネットなどを活用して、適度に遮光しても良いです。

夏場は暑さで水が乾きやすいので、土の表面が乾いたら水やりをします。
日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。
風通しが悪い場合は、サーキュレーターなどで風を送るのも効果的です。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、直射日光には注意しましょう。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しと日当たりの良い場所で育てますが、寒さには注意が必要です。
霜や雪にあたると枯れてしまうので、室内の明るい場所で管理しましょう。
暖房などの風が直接あたらない、暖かい場所を選んでください。
窓際などに置く場合は、朝晩の気温の変化が激しいので状態をよく見ておきましょう。
休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、乾燥気味を保ちましょう。

ピレア

 

 

 

+病気と害虫

ピレアはハダニカイガラムシなどの害虫がつくことがあるので、発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は、市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。
また、室外で育てているとナメクジがつくことがあります。
葉に小さな穴が空いている場合はナメクジが原因の可能性があるので、葉と葉の間などを確認し駆除するようにしましょう。

 

+注意ポイント

ピレアは、直射日光を苦手とするので日当たりに注意してください。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理すると良いでしょう。

1年を通して室内で管理できますが、全く光がない場所では徒長してしまうので、適度に明るい場所で管理してください。

水やりは春から秋は土が乾いたらたっぷりと与えますが、土が常に湿っている状態では根腐れをおこすので注意しましょう。
冬場は休眠期に入るので乾燥気味にし、葉水は定期的におこなうのがおすすめです。

+一般的な価格(販売価格)

ピレアは品種やサイズによって価格が変わりますが、多くのものは500円~3000円程度で販売されています。
サイズが大きくなると価格も上がるので、好みのサイズや飾りたい場所などに合わせて選ぶと良いでしょう。

さまざまな見た目を楽しめる品種の多いピレア。
お部屋のインテリアグリーンにぜひ育ててみてください。

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