観葉植物 リュウノヒゲの特徴と育て方は?

リュウノヒゲ 種類
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観葉植物 リュウノヒゲの特徴と育て方は?

リュウノヒゲは、細長い葉を持つ品種で、グランドカバーとして用いられる観葉植物です。
原産地は日本なので気候も合い、育てやすいことから広く親しまれています。

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+特徴

リュウノヒゲは、キジカクシ科ジャノヒゲ属の品種で、原産地は日本です。
たくさんの細長い葉をこんもりと生やし、日陰など日当たりがあまり良くない場所のグランドカバーとしても用いられています。
日本が原産地なので日本の高温多湿な環境にも合い、手入れをあまりしなくても丈夫に育つのが特徴です。

リュウノヒゲ(竜の髭)という名前は、細長い葉の形が竜の口ひげを連想させることに由来します。
また、別名のジャノヒゲ(蛇の髭)も、葉がヘビのように見えたことから名付けられたようです。

葉を楽しむリュウノヒゲですが、夏場には白い花を咲かせ、花の後に青い実を付けます。
葉丈はあまり大きくならないので、グランドカバーだけでなく花壇の縁に植えられたりとさまざまなところで親しまれている品種です。

同じキジカクシ科には、黒い葉が印象的な「コクリュウ(黒竜)」や、リュウノヒゲを小さくした「タマリュウ(玉竜)」、リュウノヒゲの葉に白い斑が入った「ハクリュウ(白竜)」など、改良した園芸品種が多数あります。

特別な手入れは必要なく、どんな場所でも丈夫に育ってくれますが、葉を踏まれると傷んでしまうため注意が必要です。

+育て方

夏場や冬場、日向や日陰など、どんな環境でも比較的丈夫に育ちます。

・春
丈夫な性質を持つため、どんな場所でも育てられます。
ただし、葉をきれいな状態に保ちたい場合は、人に踏まれないような場所に植えるのがおすすめです。

地面に植える場合、雨水で対応できるため水やりは基本的に必要ありません。
鉢植えで育てる場合のみ、土が乾いたら水を与えるようにしましょう。
土もどんなものでも大丈夫ですが、水はけが悪い場合は腐葉土などを混ぜてみてください。

肥料は必要ありませんが、植え付ける際に緩効性化成肥料などを土に混ぜ込んでも良いでしょう。

・夏
暑さにも強いため、特別な対策は必要ありません。
鉢植えで育てている場合は、土が乾いたら水やりをしましょう。
地植えの場合は、水やりをしなくても雨水で問題ありません。

夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。
乾燥気味を好みますが、暑さで水切れしやすいのでこまめに葉の状態を確認しておきましょう。

・秋
秋も、春・夏と同じく、特別な手入れは必要ありません。
株が大きくなってきて植え替えをしたい場合や、株分けで増やしたい場合は、春か秋に行いましょう。
株をスコップなどで掘り起こし、腐葉土や緩効性化成肥料を混ぜて行うのがおすすめです。

・冬
寒さにも強いため、そのまま育てましょう。
特別な手入れも必要ありませんが、枯れ葉がある場合は手で取り除くと見栄えが良くなります。
冬場は植え替えに適さないため、秋までに済ませてください。

リュウノヒゲ

 

+病気と害虫

リュウノヒゲは、病気の心配がほとんどありません。
ただし、柔らかい新芽などはナメクジに食べられることがあるため注意しましょう。

 

+注意ポイント

リュウノヒゲは丈夫な性質を持ち、どんな環境でも育ってくれます。
特別な手入れもあまり必要ないため、水やりなどを過度に行わないようにしましょう。

ただし、踏まれることは苦手とするため、グランドカバーに使用する場合は、人に踏まれないような場所に植えるのがおすすめです。

+一般的な価格(販売価格)

リュウノヒゲは、小さいポット苗であれば100~200円程度で購入可能です。
グランドカバーとして庭などに植える方が多いこともあり、ポット名をまとめて販売していることもあります。

丈夫で育てやすく、特別な手入れも必要ないリュウノヒゲ。
お庭のグランドカバーや花壇の寄せ植えなど、さまざまな育て方を楽しんでみてください。

 

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