観葉植物 ビロウヤシの特徴と育て方は?

種類
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観葉植物 ビロウヤシの特徴と育て方は?

ビロウヤシは、名前の通りヤシ科の品種で、扇状に大きく広がった葉が美しい観葉植物です。
艶のある鮮やかな黄緑色の葉は南国ムードがあり、置くだけでお部屋をぱっと明るくしてくれます。

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+特徴

ビロウヤシはヤシ科ビロウ属の品種で、原産地は東南アジアや中国です。
扇状の葉はうちわのように大きく広がっており、艶のある鮮やかな色合いが明るい雰囲気を演出してくれます。
地植えで育てると20m程度の大きさにまで成長することもありますが、鉢植えであればそこまで大きくなりません。
また、小さいうちは成長速度も緩やかで、大きくなるにつれて他のヤシ科の品種と同様、成長速度が早くなります。
日本でも、温暖な九州地方では街路樹などに用いられている品種です。
ポイントを抑えれば比較的育てやすい品種なので、初心者の方にもおすすめです。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
耐陰性があるため室内でも育てられますが、日照不足にはならないように適度に日光をあててください。
ただし、直射日光には注意が必要です。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外で育てる場合は、明るい日陰などを選んでください。
直射日光にあてると葉焼けを起こす可能性もあるため、強すぎる日光には注意してください。

水やりは土の表面が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
霧吹きなどで葉水を与えるのも効果的です。
肥料は10日に1回程度、液体肥料施すと良いでしょう。

・夏
風通しの良い明るい場所で育てます。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば、遮光ネットなどを活用して適度に遮光しても良いです。

夏場は暑さで土が乾きやすいので、表面が乾いたら水やりをします。
日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てます。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
寒さにも比較的強い性質を持ちますが、霜にあたると株が傷んで枯れてしまうため注意が必要です。
室外で育てている場合も、寒さが厳しい地域では室内に移動するようにしましょう。

室内で管理する際は明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしましょう。
肥料も必要ありません。

出典:https://item.rakuten.co.jp/bloomgrace/sa-0808/

+病気と害虫

ビロウヤシは、ハダニカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて行いましょう。

+注意ポイント

ビロウヤシは日光を好む品種ですが、直射日光にあたると葉焼けを起こしてしまいます。
そのため、室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理して直射日光にあたらないようにしましょう。
また、耐陰性はあるものの日照不足になると弱い株になってしまうため、注意してください。

寒さにはある程度耐性があります。
ただ、霜・雪があたると株は傷んで枯れてしまうため、寒さの厳しい地域は室内で越冬させましょう。

水やりは土が乾いたらたっぷりと与え、害虫の発生を防ぐためにも葉水は定期的に行ってください。

+一般的な価格(販売価格)

ビロウヤシはサイズによって価格が変わりますが、コンパクトなサイズであれば数千円程度で購入できます。
大きめの株になると1万円を超えるため、好みのサイズや置き場所に合わせて選んでください。
ただ、ビロウヤシはヤシ科の他の品種に比べて流通数が少なく、一般的な園芸店やホームセンターなどでは販売されていないことも多いです。
購入したい場合は、希少品種を扱っている店舗やインターネットを利用するのがおすすめです。

扇状にうちわを広げたような姿が美しいビロウヤシ。
インテリアグリーンとして育てて、南国気分を味わいませんか?

 

 

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