観葉植物 ユッカの特徴と育て方は?

種類
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観葉植物 ユッカの特徴と育て方は?

ユッカは、太い幹と上に向かって勢いよく生える葉が特徴的な品種です。
見た目のかっこ良さから人気が高く、男性へのプレゼントとしてもよく用いられます。
丈夫で育てやすいことから初心者の方にもおすすめの品種です。

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特徴

ユッカはリュウゼツラン科イトラン属の品種で、中央アメリカを原産地とし高温で乾燥した地域に自生しています。
太くごつごつした幹の部分が特徴で、像の足のような見た目からかつては「ユッカ・エレファンティペス」という名前でよばれていました。
現在は「ユッカ・ギガンティア」という名前になっていますが、エレファンティペスのままで販売されていることも多いです。
和名の「青年の木」という名前は、上に上に成長していく様子や新芽が次々に出てくる様子が成長期の青年を思わせるので名付けられたとされています。

日本で流通しているものは20cm~2m程度と室内でも育てやすいサイズのものが多いですが、自生しているものは5~10m程度と大木です。日本でも地植えで環境が合えば、数mの大きさまで育てられます。また、大きく育つと白いきれいな花を咲かせることもあります。

どんどん成長していく生命力の強さが風水的にも良く、「成長の樹」「発展の樹」として新築祝いや引っ越し祝い、開店祝いなどに人気です。

育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
日光を好むので日当たりの良い場所を選んでください。
観葉植物用などの水はけの良い土を使用すると良いでしょう。

・春
風通しと日当たりの良い場所で育てます。
室内でも育てられますが、日照不足になると弱い株になってしまうのでしっかりと光が取り込める場所に置きましょう。
水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。また、土がしっかり乾いていない状態で水を与えると、根腐れをおこしやすくなるので注意してください。
葉水をしておくと害虫の発生を防ぐことができるので、水やり以外にも定期的におこなうと良いでしょう。

基本的に肥料が無くてもどんどん成長していきますが、より丈夫にするために少量与えても良いです。薄めた液体肥料や置き型の化成肥料を与えると良いでしょう。

・夏
風通しと日当たりの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内で育てる場合はレースカーテンを引いた窓際などのやさしい光があたる場所に置き、冷房の風が直接あたらないようにしましょう。
室外で育てる場合は葉の状態を見ながら適度に遮光できる場所に置き、雨水があたらないようにしてください。
夏場の水やりは暑さで鉢内が蒸れないように、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えましょう。

・秋
春と同様に、風通しと日当たりの良い場所で育てます。
夏の強い日差しが落ち着いてきたら、徐々に日光をあてていきましょう。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
冬場も、風通しと日当たりの良い場所で育てますが、5度以下になると株が弱ってしまうので注意が必要です。
室内の明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしましょう。
水やりはたくさん与えると土が乾きづらくなるので、月1~2回土の表面が湿る程度にしましょう。与える場合は、日中の寒さがましな時間帯に少しだけ与えてください。

病気と害虫

ユッカはハダニアブラムシカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
特に室外で育てていると害虫がつきやすいので、発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。また、数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

乾燥すると害虫がつきやすくなるので、日ごろから葉水をおこなっておくと予防に繋がります。

ユッカは丈夫で育てやすい品種ですが、日照不足になると弱々しい株になってしまうので日当たりには注意しましょう。
室内でも育てられますが、週のうち半分程度は室外で日光をしっかりあててあげると丈夫できれいな状態を保てます。

夏場の直射日光は葉焼けの原因になるので、適度に遮光しましょう。
寒さに弱いので冬場は室内の明るい場所で管理してください。窓際などに置く場合は、朝晩気温が下がりやすいので注意が必要です。

水やりは根腐れをおこさないように、土が中まで乾燥しているか確認してから与えてください。葉水を定期的におこなうことで、害虫がつくのを防ぐ効果もあります。

一般的な価格(販売価格)

ユッカはサイズや幹の生え方で価格が変わり、数千円~数万円程度と幅広い価格で販売されています。
時間をかけて大きく育てていきたい方は、小さめのサイズを購入すると良いでしょう。

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