観葉植物 シッサス・アマゾニカの特徴と育て方は?
シッサス・アマゾニカは、深みのある緑色の葉に銀白色の葉脈が独特な観葉植物です。
葉の裏側はワインレッド色をしており、表とのコントラストも楽しめます。
+特徴
シッサス・アマゾニカは、ブドウ科セイシカズラ属の品種で、原産地は熱帯アマゾンです。
葉の表面は深みのある緑色をしており、銀泊色の葉脈が独特な雰囲気を醸し出しています。
対して、葉の裏面はワインレッド色をしており、おしゃれな印象です。
シッサス・アマゾニカはつる性があり、細見の葉をたくさん付けたつるを伸ばしながら成長していきます。
つる性を活かしてハンギングなどで育てれば、葉の表と裏のコントラストも楽しめるので、大人っぽいおしゃれな雰囲気を楽しめます。
独特な見た目ではあるものの、成長が早く比較的育てやすい品種なので、初心者の方にもおすすめです。
ただし、希少性が高く、一般的な店舗では取り扱っていないことが多いので、インターネットなどから探すと良いでしょう。
+育て方
一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際など日光を取り込める場所を選んでください。
室外で育てる場合は、明るい日陰などの直射日光があたらない場所にしましょう。
水やりは表土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えます。
水やり後は、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
ほこりや害虫を防ぐためにも、霧吹きなどで葉水を行いましょう。
肥料は与えなくても問題ありませんが、春から秋にかけて薄めた液体肥料や、緩効性化成肥料などを与えると成長がより早くなります。
・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光してください。
夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えましょう。
葉水も定期的に行うのがポイントです。
・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、気温の高いうちは直射日光に注意が必要です。
夏と同様、室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理してください。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るため、状態を見ながら水やりの回数・肥料を徐々に減らしましょう。
・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
耐寒性はあまりないので、室外で育てている場合も冬場は室内の暖かい場所に移動させてください。
室内で管理する際は明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしましょう。
窓際などは明るさが確保できるものの、朝晩の冷え込みが強くなってしまうので注意が必要です。
窓からは少し離して置くようにしましょう。
休眠期にあたるので水やりは控えめに、土が乾いてから数日開けて与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらに調整しましょう。
ただし、暖房などで空気は乾燥しているので、葉水は定期的に行うのがポイントです。
+病気と害虫
シッサス・アマゾニカは、ハダニやアブラムシ、カイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。
葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れず行いましょう。
+注意ポイント
シッサス・アマゾニカは丈夫な性質を持ちますが、直射日光には注意しなければいけません。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰などを選んで育てましょう。
ただ、日照不足になると株が弱ってしまうため、適度に日光をあてるようにしてください。
耐寒性はあまりないので、室外で育てている場合も冬場は室内の暖かい場所に移動させます。
冷え込みの強い窓際などを避け、適度に明るい場所を選んでください。
水やりは、基本的に土が乾いたらたっぷりと与えます。
ただし、冬場は休眠期で水をあまり必要としないため乾燥気味を保ちましょう。
害虫やほこり・乾燥対策のために、葉水は定期的に行ってください。
+一般的な価格(販売価格)
シッサス・アマゾニカは株の大きさによって価格が異なりますが、小さい株であれば1,000円前後で購入可能です。
ただ、一般的な園芸店やホームセンターでは取り扱っていないことが多いので、インターネットなどから探すのが良いでしょう。
葉の表面・裏面ともに独特でおしゃれな印象のシッサス・アマゾニカ。
少し変わった品種を育てたいと言う方にもおすすめの品種です。
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