観葉植物 ポリシャスの特徴と育て方は?

ポリシャス 種類
スポンサーリンク

観葉植物 ポリシャスの特徴と育て方は?

ポリシャスは、ギザギザの特殊な形の葉を持つ観葉植物です。
100種類程度の品種が存在し、品種ごとに葉の模様や大きさなどが異なります。

スポンサーリンク

+特徴

ポリシャスはウコギ科ポリシャス属の品種で、原産地はアジアやアフリカ、オーストラリアなどの広い範囲です。
熱帯地域を中心に自生しており、80~100種類程度の品種が存在すると言われています。

ギザギザと切れ込みの入ったような葉をもつポリシャスですが、品種ごとに形や模様など少しずつ異なるのが特徴です。
また、大きさも2~8m程度と幅があります。

ポリシャスという名前は、ギリシャ語の「ポリ=多い」「スキアス=影」に由来しており、葉の形から名付けられたようです。
ギザギザの葉の形がもみじに似ていることから「タイワンモミジ」という別名もあります。

日本で観葉植物として多く流通しているのは、葉に白い斑が入った‘「マルギナータ」「スノープリンセス」です。
寒さには弱いため冬場の育て方には注意が必要ですが、比較的育てやすく、初心者の方にも人気があります。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で育てましょう。
耐陰性は強くないため、冬場以外は日光がしっかりとあたる室外での管理がおすすめです。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内・室外問わず、日光がしっかりとあたる場所を選びましょう。
室内で育てる場合はレースカーテン越しの窓際、室外で育てる場合は半日程度は日光があたる場所がおすすめです。

水やりは表土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えます。
水やり後は、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。

肥料は、春から秋にかけて薄めた液体肥料や緩効性化成肥料などを与えても良いでしょう。

・夏
風通しが良く明るい場所で育てます。
夏場の直射日光は葉焼けの原因になる可能性があるため、葉の様子をよく確認してください。
場合によっては、遮光ネットなどを活用して適度に遮光すると良いでしょう。

夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、気温が高いうちは葉焼けに注意しましょう。

冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るため、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
耐寒性は弱いため、室内に移動させましょう。
室内での管理は、暖房などの風が直接あたらない、明るい場所に置くようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめに、土が乾いてから数日開けて与えましょう。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしてください。
水を控えめにすることで、耐寒性を上げられます。
肥料は必要ありません。

ポリシャス

 

 

+病気と害虫

ポリシャスは、ハダニアブラムシカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて行いましょう。

 

+注意ポイント

ポリシャスは日光を好む性質をもつため、室内・室外問わず明るい場所で育てるようにしましょう。
室内であれば窓際、室外であれば半日程度明るい場所などで管理してください。
また、室内から室外に移動させる場合、株が傷まないように徐々に慣らせるようにしましょう。

寒さには弱いため、冬場は室内の暖かい場所に移動させてください。
10度を下回ると冬越しできない可能性もあるため注意しましょう。

水やりは、基本的に土が乾いたらたっぷりと与えます。
ただし、冬場は休眠期で水をあまり必要としないため乾燥気味を保ってください。

+一般的な価格(販売価格)

ポリシャスはサイズや品種によって価格が大きく変わります。
卓上に置けるようなコンパクトなサイズであれば、1,000円以下で購入可能です。
大きい株や珍しい株になると5,000~1万円を超えることも珍しくないため、置き場所などから好みのものを選ぶと良いでしょう。

もみじのようなギザギザの葉が特殊で可愛らしいポリシャス。
ぜひ、インテリアグリーンとして育ててみてください。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました