観葉植物 シッサス・アンタルクティカの特徴と育て方は?

種類
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観葉植物 シッサス・アンタルクティカの特徴と育て方は?

 

シッサス・アンタルクティカは、縁がギザギザとした独特な形の葉を持つ観葉植物です。
つる性の品種なので、ハンギングなどで飾るとおしゃれな雰囲気になります。

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+特徴

シッサス・アンタルクティカは、ブドウ科セイシカズラ属の品種で、原産地はオーストラリアです。
ブドウ科特有の縁がギザギザとした形の葉を持ち、つるを伸ばしながら成長していきます。

オーストラリア原産のため「カンガルーアイビー」という名前で呼ばれることもありますが、正式名称はシッサス・アンタルクティカです。

シッサスは世界中の熱帯から亜熱帯にかけて約300種程度の品種が存在し、中でもシッサス・アンタルクティカは育てやすくて人気があります。
繁殖力も強く、色々なものに絡みながら広がっていくのが特徴です。

つる性を活かしたハンギングなどで育てれば、おしゃれな雰囲気も味わえます。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際など日光を取り込める明るい場所を選んでください。
室外で育てる場合は、明るい日陰などの直射日光があたらないようにしましょう。

水やりは表土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えます。
水やり後は、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
ほこりや害虫を防ぐためにも、霧吹きなどで葉水を行いましょう。

肥料は与えなくても問題ありませんが、春から秋にかけて薄めた液体肥料や、緩効性化成肥料などを与えると成長が早くなります。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光してください。

夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えるのがおすすめです。
葉水も忘れず行いましょう。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、気温の高いうちは直射日光に注意が必要です。
夏と同様、室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理してください。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るため、状態を見ながら水やりの回数・肥料を徐々に減らしましょう。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
寒さにはあまり強くないので、室外で育てている場合も冬場は室内の暖かい場所に移動させてください。
室内で管理する際は明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしましょう。
窓際などは明るさが確保できるものの、朝晩の冷え込みが強くなってしまうので注意が必要です。
10度以上は確保できるようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめに、土が乾いてから数日開けて与えましょう。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしてください。
ただし、暖房などで空気は乾燥しているので、葉水は定期的に行いましょう。

出典:https://item.rakuten.co.jp/hanatusin/10009421/

+病気と害虫

シッサス・アンタルクティカは、ハダニアブラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。

 

+注意ポイント

シッサス・アンタルクティカは、直射日光で葉焼けを起こす可能性があるため、日光のあたり具合に注意しましょう。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰がおすすめです。
日照不足になると株が弱ってしまうため、適度に日光をあてるようにしてください。
また、寒さにはあまり強くないので、室外で育てている場合も冬場は室内の暖かい場所に移動させるのがポイントです。

水やりは、基本的に土が乾いたらたっぷりと与えます。
ただし、冬場は休眠期で水をあまり必要としないため乾燥気味を保ちましょう。
害虫やほこり・乾燥対策のために、葉水は定期的に行ってください。

+一般的な価格(販売価格)

シッサス・アンタルクティカは、4,000~5,000円程度と少し高価な値段で販売されていることが多いです。
珍しい品種で、一般的な店舗などでは取り扱っていないことも多いため、インターネットなどから好みの株を探すのがおすすめです。

ギザギザとした独特な葉と、つるを伸ばして成長する姿が印象的なシッサス・アンタルクティカ。
ぜひインテリアグリーンとして育ててみてください。

 

 

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