アボニア属 ウスツラータ アナカンプセロス属 ・ウスツラータの育て方と特徴は?

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スベリヒユ科 アボニア属 もしくは アナカンプセロス属 ウスツラータ

ウスツラータは、ニョロニョロとした不思議な見た目の多肉植物です。
とても希少な品種で、園芸店などでもなかなか手に入れることができない入手困難な品種です。

 

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特徴は?

ウスツラータは、南アフリカのナミビアが原産地のスベリヒユ科アボニア属の品種です。
もともとはアナカンプセロス属の属名で販売されていたので、アナカンプセロス・ウスツラータと表記されていたり、アボニアという属名だけで販売されていることもあります。
園芸店などでもなかなか手に入れることができないので、マニアの中で注目を集める品種です。

ニョロニョロとした不思議な見た目ものは全て葉にあたる部分で、表面は托葉(たくよう)とよばれる鱗のようなもので覆われています。
一見サボテンのようで蛇みたいと表現されることもありますが、見た目に反して小さな白い可愛らしい花を咲かせるのが魅力です。
成長速度はゆっくりで花が咲いている時間が短いため、なかなか咲いているところを見るのは難しいですが、葉先にちょんと白い花を咲かせます。

季節型は?

春と秋に成長する春秋型の品種で、10度~25度程度の過ごしやすい気温の時期に最も成長します。成長速度はゆっくりです。

育て方は?

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
多湿を嫌うので、水のやりすぎや雨には注意が必要です。
多肉植物用の水はけの良い土を選び、根腐れなどが起こらないようにしましょう。

・春
風通しが良く明るい場所で育てます。

水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。

植え替えをする場合は成長期にあたる春が最も適しているので、鉢が小さくなってきたり、土が古くなってきた場合は植え替えをすると良いでしょう。特に、ウスツラータは横に這っていくことがあるので、葉が詰まってきたら植え替えをしてあげるのがおすすめです。

肥料はあまり必要としませんが、成長を促すために薄めた液体肥料や置き型の化成肥料を少量与えても良いでしょう。

 

・夏
風通しの良い明るい日陰で育てます。
直射日光にあたると葉焼けをおこして傷む原因になるため、注意が必要です。室外の直射日光の当たらない場所、室内のレースカーテンを引いた窓際など、やさしい光があたる場所を選んでください。
また、室外の場合は雨があたらない場所を選びましょう。

夏は、休眠期にあたるので水やりはなるべく控え断水するようにしましょう。葉がしおれてきたら夕方に少しだけ与えても良いですが、土の表面が湿る程度におさえて蒸れないように注意しましょう。
夏はダメージを受けやすいため、植え替えには適しません。

・秋
春と同様に、風通しが良く明るい場所で育てます。
いきなり日光をあてると葉焼けをおこして傷んでしまうので、9月末ごろから徐々にあてるようにしましょう。

植え替えをする場合は、寒くなる前にしっかりと根を張らせるためにも10月中旬までには終わらせてください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
寒さには弱いので、5度を下回るようであれば室内に移動しましょう。
室内の明るい場所で、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。

夏と同様、休眠期にあたるので水やりは控えめにしましょう。与える場合は月1回程度、日中の寒さがましな時間帯に土の表面が湿る程度にしましょう。

増やし方は?

ウスツラータは、挿し木で増やすことが可能です。
熱湯消毒したカッターやハサミなどを使い葉の先端をカットしたら、数日間断面を乾燥させてから土に植えましょう。
成長速度が遅く、根が上手く出ない場合もあるので、増やす場合は注意しておこないましょう。

注意ポイント

ウスツラータは寒さに弱い性質をもつので、5度を下回る場合は室内で管理するようにしてください。夏は直射日光にあてないように注意し、風通しの良い明るい日陰で育てましょう。風がこもるようであれば、扇風機などで風を送るのも効果的です。

水やりは、成長期にあたる春と秋にたっぷりと与え、休眠期にあたる夏と冬は控えめにしましょう。1年を通して与えすぎには注意し、土が中まで乾燥しているか確認してから与えてください。

園芸店ではなかなか見かけることができないですが、近年はネット通販で取扱われていることが多くなりました。ニョロニョロと不思議な見た目の希少なウスツラータ、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか。

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