観葉植物 ストレチアの特徴と育て方は?

種類
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観葉植物 ストレチアの特徴と育て方は?

すっと伸びた茎や葉と美しい花を咲かせる観葉植物です。
どんな環境でも対応できるような丈夫な性質をもつため、初心者の方にも育てやすく人気があります。

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特徴

ストレチアはゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属(ストレチア属)の品種で、南アフリカを原産地とします。
「ストレリチア」と表記されていることもありますが同じ品種です。

ゴクラクチョウカ属は4種類の品種が存在しており、それぞれ同じストレチアとは思えないような見た目の違いがあります。
最も有名なストレチア・レギネは別名「Bird of Paradise(天国の鳥)」と呼ばれており、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるのが特徴です。
また、ストレチア・オーガスタという品種は見た目はストレチア・レギネと似ていますが、花は咲きづらいという特徴があります。

暑さ・寒さどちらにも耐えられるとても丈夫な性質を持ち、耐陰性もあるため室内の日光があまり届かない場所でも育てられます。
成長速度をゆっくりしたい場合や、あまりサイズを大きくしたくない場合は、室内で日光の当たり具合を調整すると良いでしょう。

育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
室内でも育てられますが、ストレチア・レギネなどの花を咲かせる品種はしっかりと日光をあてた方が花付きが良くなります。
根に水を蓄える性質があるため乾燥に強く、水やりを忘れてしまっても簡単に枯れるようなことはありません。

・春
風通しと日当たりの良い場所で育てましょう。
日光を好むので室外で育てるのがおすすめですが、室内でも問題なく育てられます。
室内で育てる場合は、窓際などの日光を取り込める場所に置きましょう。

水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
乾燥に強いため与えすぎは禁物です。

成長期である春は、新しい葉をどんどん増やしていく時期なので、薄めた液体肥料や置き型の化成肥料を与えて成長のサポートをしてあげると良いでしょう。

・夏
風通しと日当たりの良い場所で育てますが、直射日光には注意が必要です。
日光にあたる時間を増やしたり、強い光に慣れさせていけば直射日光にも耐えられる丈夫な株に育ちます。
室外で育てる場合は、状態を見ながら徐々に調節すると良いでしょう。

室内で育てる場合はレースカーテンを引いた窓際などに置き、冷房の風が直接あたらないようにしましょう。

夏場は暑さで水が乾きやすいので、土の表面が乾いたら水やりをしてください。
与える際は暑さで鉢内が蒸れないように、夕方以降の暑さが落ち着いた時間にすると良いでしょう。

・秋
春と同様に、風通しと日当たりの良い場所で育てます。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しと日当たりの良い場所で育てます。
寒さにも比較的強い性質を持つので、温暖な地域であれば室外での冬越しも可能です。
雪や霜が降るような地域では、株が凍ってしまう可能性があるので室内の温かい場所で管理しましょう。
休眠期にあたるので水やりは控えめにし、乾燥気味に管理してください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながら与えましょう。

ストレチア

 

 

病気と害虫

ストレチアはカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
特に室外の日当たりや風通しが悪い場所で育てていると害虫がつきやすいので、発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

注意ポイント

ストレチアは丈夫で育てやすい品種ですが、水の与えすぎには注意しましょう。
根に水を蓄えられる性質があるので、乾燥気味に育てるのがおすすめです。

耐陰性があり室内・室外問わず育てられますが、花を咲かせるストレチア・レギネなどの品種はしっかりと日光をあてた方が花付きがよくなります。
日光のあたり具合で成長スピードが若干変わってくるので、花を咲かせない品種などゆっくりと育てたい場合は置き場所を調整してみてください。

一般的な価格(販売価格)

ストレチアはサイズによって価格が変わりますが、一般的には千円~数千円程度の価格で販売されていることが多いです。
サイズが大きくなると数万円するものもあるので、お部屋のシンボルツリーにしたい方は大きなものを選ぶと良いでしょう。

花や葉などそれぞれで魅力が異なるストレチア。
お好みの品種を見つけて育ててみてください。

 

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