観葉植物 タマシダの特徴と育て方は?

タマシダ 種類
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観葉植物 タマシダの特徴と育て方は?

タマシダは、30種類を超える品種が存在する葉が美しい観葉植物です。
丈夫で育てやすい性質を持つため、初心者の方にも人気があります。

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+特徴

タマシダはツルシダ科タマシダ属の品種です。
世界中の熱帯地域に約30種類が自生しており、日本でも沖縄や九州などで「タマシダ」「ヤンバルタマシダ」「ホウビカンジュ」などの3品種が発見されています。
地面を這うように伸びる枝に球状の塊をつけることから、「タマシダ」と名付けられたようです。

観葉植物として最も一般的に流通しているタマジダは「ツデー(Teddy)」といいます。
西洋タマシダの園芸品種で、他にも葉の形が少し異なる「ダッフィ」「ペチコート」なども人気です。

寒さに弱い性質を持ちますが、丈夫で育てやすい品種なので、環境が合えばモリモリと葉を伸ばしてくれます。
成長スピードも早いため、見た目の変化も感じやすい品種です。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
室内・室外問わず育てられますが、直射日光は葉焼けの原因になるので適度に遮光できる場所で育ててください。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外の場合は、明るい日陰などを選んで直射日光があたらないようにしてください。

水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。
また、室内で育てる場合、ほこりを防ぐためにも霧吹きなどで葉水をしてください。

基本的に肥料は必要としませんが、春から秋にかけて10日に1回程度薄めた液体肥料を与えても良いでしょう。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光しても良いです。

夏場は暑さで土が乾きやすいため、状態をよく見ながら水やりをしてください。
日中の暑い時間帯に水やりすると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えましょう。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、直射日光には注意しましょう。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
耐寒性もあるため、温暖な地域であれば室外での越冬も可能ですが、霜や雪が降る地域では室内で管理するようにしましょう。

室内での管理は、明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。
また、窓際などに置く場合は朝晩気温が下がりやすいので注意しましょう。
休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしましょう。

タマシダ

 

 

+病気と害虫

タマシダはハダニアブラムシ、カイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。

+注意ポイント

タマシダは、暑さにも寒さにも比較的強い性質をもちますが、直射日光にあたると葉焼けをおこす可能性があります。
室内・室外問わず、適度に遮光できる環境で育てましょう。
また、室内で育てる場合は、冷暖房の風が直接あたらないように注意してください。

春から秋は土が乾いたら水をたっぷりと与え、冬は乾燥気味に育てます。
ほこりや害虫を防ぐためにも、こまめに葉水をおこないましょう。

+一般的な価格(販売価格)

タマシダの価格はサイズや品種によって変わりますが、一般的に500~1,000円程度のものが多く販売されています。
大きいサイズの株や珍しい品種になると価格も上がり、1万円近くするものもあるので、自分の好みの品種を見つけてみてください。

丈夫でモリモリと育つタマシダ。
お部屋のインテリアグリーンにぜひ育ててみてください。

 

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