観葉植物 ディスキディアの特徴と育て方は?

ディスキディア 種類
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観葉植物 ディスキディアの特徴と育て方は?

ディスキディアは、肉厚の丸い葉が可愛らしい観葉植物です。
夏と冬の育て方には少しコツが必要ですが、つる性を活かしてハンギングで育てるなど、インテリアグリーンとしても人気があります。

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+特徴

ディスキディアはガガイモ科ディスキディア属の品種で、原産地は東南アジアやオーストラリアなどの熱帯地域です。
原産地では岩場や他の樹々に着生して自生する品種ですが、ハンギングなど吊るした状態で育てるとつる性の一面も楽しめます。

可愛らしい肉厚の葉は品種ごとに少しずつ形が変わり、小さなハート型の葉が連なった「ミリオンハート(ディスキディア・ルスキフォリア)」や、ディスキディアの中でも葉が大きめの「ディスキディア・ベンガレンシス」、株元に水を溜める貯水嚢(ちょすいのう)をもった「カンガルーポケット(ディスキディア・ペクテノイデス)」などさまざまです。

葉を楽しむのはもちろん、上手く育てると5~6月ごろに花を咲かせるので、小さく可愛らしい姿を楽しむこともできます。
ディスキディアという名前は、ギリシャ語の「ディスキデス=2つに裂けた」から由来しており、花の形が2つに裂けたように見えることから名付けられたようです。

ディスキディアの花言葉は「平和」で、風水でも丸い形の葉は人間関係を良くすると言われています。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
日光を好む性質をもちますが、直射日光をあてると葉が傷んでしまうため注意が必要です。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合はレースカーテン越しの窓際など、明るい場所に置いてください。
室外で育てる場合は、明るい日陰に置くと良いでしょう。

水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度に与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。
また、ディスキディアは多湿に弱いため、必ず土がしっかりと乾いてから与えるようにしてください。

肥料を与える場合は春から秋にかけての2週間に1回程度、薄めた液体肥料を与えると良いでしょう。

・夏
風通しの良い明るい場所で育てます。
暑さに比較的強い性質をもちますが、直射日光は苦手です。
室内であればレースカーテン越しの窓際に置き、冷房の風が直接あたらないようにしてください。
室外で育てる場合は、適度に遮光できる場所に置き葉焼けしないようにしましょう。

水やりは土が乾いたら行いますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てます。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てますが、寒さには弱いため室内で育てるのが安心です。
窓際など明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。
ただし、窓際は朝晩気温が下がりやすいため注意が必要です。

休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしましょう。
肥料も必要ありません。

ディスキディア

 

+病気と害虫

ディスキディアは、カイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。

+注意ポイント

ディスキディアは、明るい環境を好みますが直射日光は苦手です。
葉焼けの原因になるため適度に遮光するようにしましょう。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰がおすすめです。

春から秋は室外でも育てられますが、寒さには弱いため冬場は室内に移動させてください。
暖房などの風が直接あたらない場所で管理しましょう。

ディスキディアは多肉植物のように葉が肉厚なので、水の与えすぎには注意が必要です。
湿った状態が続かないように、土がしっかりと乾いてから水やりをしましょう。
とくに冬場は水やり回数を減らし、乾燥気味を保ってください。
害虫などを防ぐためにも、葉水は一年を通して行いましょう。

+一般的な価格(販売価格)

ディスキディアはサイズや品種によって価格が変わりますが、一般的なものは1,000~2,000円程度で購入可能です。
サイズが大きくなると1万円以上するものもあるため、好みの大きさ・品種から選ぶと良いでしょう。

さまざまな葉姿を楽しめるディスキディア。
ぜひ、ハンギングなどおしゃれに育ててみてください。

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