観葉植物 コルジリネレッドスターの特徴と育て方は?

コルジリネレッドスター 種類
スポンサーリンク

観葉植物 コルジリネレッドスターの特徴と育て方は?

コルジリネレッドスターは、スッと放射状に伸びた赤い葉が特徴の観葉植物です。
南国の雰囲気を味わえ、見た目のかっこよさから男女問わず人気があります。

スポンサーリンク

+特徴

コルジリネレッドスターは、キジカクシ科コルジリネ属の品種で、アジアやオーストラリアを原産地とします。
見た目がドラセナとよく似ていることから間違われやすいですが、ドラセナとは別の品種です。

赤い葉を放射状に伸ばしていくのが特徴で、成長すると高さ3m、幅2m程度の大きさにまでなります。
葉はスッと伸びる剣のような形をしており、長ければ1m程度の長さになりますが、幅は3~7cm程度と細めです。

コルジリネの中でも寒さに強い性質を持つため、関東以南の比較的温暖な場所であれば、地植えもできます。
葉姿はエキゾチックで、近年人気を集めているドライガーデンなどにもよく用いられる品種です。
見た目のかっこよさから、男女問わず人気があります。

インテリアグリーンとして室内で育てたい方は多いかもしれませんが、耐陰性はあまりないため、室外で育てるのがおすすめです。
室内で育てる場合は、日光のあたり具合なども考慮する必要があるでしょう。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
日照不足になると、葉の色が悪くなったり、弱い株に育ってしまいます。

・春
風通しが良く明るい場所で育てましょう。
室外の明るい場所で育てるのがおすすめですが、室内でも日光を取り込める場所であれば育てられます。
室内で育てる場合は、窓際などの明るい場所を選ぶと良いでしょう。

水やりは土が乾いたら、底穴から流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
コルジリネレッドスターは太い根をもち、多肉植物のように水を溜め込む性質があります。与えすぎると根腐れをおこしやすいため、乾燥気味に育てるのがポイントです。

肥料は、春から秋にかけて薄めた液体肥料などを与えると良いでしょう。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、夏の直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光してください。

夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。
乾燥気味を好みますが、暑さで水切れしやすいのでこまめに葉の状態を確認しておきましょう。

定期的に、霧吹きなどで葉に水を与える葉水を行うのもおすすめです。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、気温が高いうちは直射日光に注意しましょう。
室内であれば明るい窓際、室外であれば明るい日陰で管理してください。

冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るため、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしていきましょう。
また、寒さが厳しい地域の場合は室内に移動させてください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
コルジリネの中では耐寒性が強い方なので、温暖な地域であれば室外でも越冬可能です。
ただし、最低気温が5度を下回る状態が続く場合は、室内で管理した方が安心でしょう。
室内で管理する場合は、暖房などの風が直接あたらない明るい場所に置くようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめに、土が完全に乾いてから数日開けて与えましょう。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしてください。
肥料も必要ありません。

コルジリネレッドスター

+病気と害虫

コルジリネレッドスターは、ハダニアブラムシカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。

+注意ポイント

コルジリネレッドスターは明るい場所を好むため、室内で育てる場合は日当たりに注意が必要です。
日光をしっかりと取り込める窓際などに置くと良いでしょう。
日照不足になると葉色が悪くなったり、弱い株になる可能性もあります。

ただし、夏場の直射日光は強すぎて葉焼けをおこすことがあるため、葉の状態をよく観察しておいてください。
室内の場合はレースカーテン越しの窓際、室外の場合は明るい日陰などがおすすめです。
地植えで移動できない場合は、遮光ネットなどを上手く活用してみてください。

冬場は、温暖な地域であれば室外で育てておいて問題ありませんが、寒さが厳しい地域は室内の暖かい場所に移動させましょう。

水やりは基本的に土が乾いたらたっぷりと与えますが、与えすぎると根腐れをおこしてしまうので、様子を見ながら与えてください。
とくに、冬場は休眠期で水をあまり必要としないため、乾燥気味を保ちましょう。

+一般的な価格(販売価格)

コルジリネレッドスターはサイズや品種によって価格が変わりますが、小さい株であれば1500円前後で購入可能です。
大きい株になると4,000円程度と高額になるため、小さい株から少しずつ育てるのもおすすめです。

赤い葉がエキゾチックで、男女問わず人気の高いコルジリネレッドスター。
お庭を彩ったり、ベランダを南国の雰囲気にするなど、さまざまな楽しみ方で育ててみてください。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました