観葉植物 イポメアの特徴と育て方は?

イポメア 種類
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観葉植物 イポメアの特徴と育て方は?

イポメアは、世界中に約650種類もの品種が存在している観葉植物です。
一般的に流通しているのはサツマイモの園芸品種として栽培されているイポメアで、鮮やかな葉色やハート型の葉など、見た目のかわいらしさから人気を集めています。

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+特徴

イポメアは、ヒルガオ科イポメア属の品種で、メキシコ南部や中央アメリカをメインとした、世界中の熱帯~温帯を原産地とします。
約650種類の品種が存在すると言われており、一般的に流通しているのはサツマイモを園芸品種として改良したイポメアです。

品種ごとに見た目はさまざまで、鮮やかなライム色の葉をもつ「イポメア・ライム」や、カエデのように切れ込みが入った銅色の葉をもつ「イポメア・ブラッキー」、緑色の葉にピンクや白の斑が入る「イポメア・トリコロール」などがあります。

他にも、赤色や褐色などの葉色、ハートやもみじのように深い切れ込みが入った葉形など、好みの品種を見つけるのも楽しみの一つです。

イポメアは丈夫な性質をもち、環境さえ合えばどんどん成長していきます。
つるを伸ばして広がっていくため、寄せ植えに使用したり、ハンギングなどで育てるのもおすすめです。
耐寒性はあまりないため、冬場の管理には注意しましょう。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
直射日光に強く耐陰性もあるため、育てる場所を選びませんが、寒さには弱いため注意が必要です。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内・室外問わず育てられますが、日光をしっかり取り込める場所に置くのがおすすめです。

水やりは土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度に与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
イポメアは乾燥に強い性質があるため、水を頻繁に与えなくても問題ありません。

肥料はあまり必要としませんが、春から秋にかけて薄めた液体肥料を与えると生育が良くなります。

・夏
風通しが良く、明るい場所で育てます。
直射日光にも強いため、室外でも葉焼けの心配はありません。
室内で育てる場合は、窓際などの明るい場所で管理し、冷房の風が直接あたらないようにしましょう。
夏場も土が乾いたら水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てます。
室内・室外問わず、日光を取り込める明るい場所で管理してください。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るため、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしていきましょう。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てますが、耐寒性は弱いため室内で育てた方が安心でしょう。
室内で管理する場合は、暖房などの風が直接あたらない明るい場所に置くようにしてください。
窓際などはおすすめですが、朝晩の冷え込みで温度変化が激しくなる可能性もあるため、注意しましょう。

休眠期にあたるので水やりは控えめに、土が完全に乾いてから数日開けて与えましょう。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしてください。
肥料も必要ありません。

イポメアは寒さに弱く、冬場枯れてしまうことも多いため、1年草として扱われることが多いです。
しかし、室内で管理するなどで対策しておけば、越冬もできます。

イポメア

+病気と害虫

イポメアは、アブラムシなどの害虫に注意が必要です。
発見したら、ピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は、市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。

+注意ポイント

イポメアは、直射日光に強く耐陰性もあるため、育てる場所を選びません。
しかし、寒さには弱いため、冬の間は室内で管理した方が良いでしょう。
また、耐陰性はありますが、日光をしっかりとあてた方がより丈夫で見た目もきれいな株に育ちます。
室内・室外問わず、しっかりと日光を取り込める場所で管理しましょう。

水やりは基本的に土が乾いたら与えますが、乾燥にも強いためたくさんは必要としません。
とくに、冬場は休眠期で水をあまり必要としないため、乾燥気味を保ってください。

+一般的な価格(販売価格)

イポメアはサイズや品種によって価格が変わりますが、小さいサイズであれば1,000円以下で購入可能です。

 

さまざまな葉色や葉型の品種が存在するイポメア。
ぜひ、お気に入りを見つけて育ててみてください。

 

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