観葉植物 フィカス・アルテシマの特徴と育て方は?

フィカス・アルテシマ 種類
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観葉植物 フィカス・アルテシマの特徴と育て方は?

フィカス・アルテシマは、黄緑色や黄色の斑が入った美しい葉をもつ観葉植物です。
「ゴムの木」の仲間でもあり、大きく成長することからインテリアグリーンや店舗のディスプレイなどにも人気があります。

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+特徴

フィカス・アルテシマは、クワ科フィカス属の品種で、原産地は東南アジアやインドです。
大きめの葉に黄緑色や黄色の斑が入るのが特徴で、幹部分もさまざまな仕立て方で楽しまれています。

「アルテシマ」はラテン語で「最も背が高い」という意味があり、名前の通り自生地では30mを超える樹高の株も存在するようです。
日本でも環境が合えばどんどん成長し、3m程度までは大きくなります。

フィカス・アルテシマの丸い大きな葉は、風水的にも良いとされており、金運をアップしてくれると言われています。
また、「永遠の幸福」というとても縁起の良い花言葉もあるため、プレゼントなどにも人気です。

ゴムの木と同様に、葉や枝の切り口からは白い樹液が出ます。
素手で触れるとかゆみを引き起こす可能性があるため、手入れの際は注意が必要です。
とくに、小さなお子様やペットのいるご家庭では、手の届かない所で管理するようにしてください。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
直射日光は葉焼けの原因になるので注意が必要です。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外で育てる場合は、明るい日陰などを選んで直射日光があたらないようにしてください。

水やりは土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えましょう。
水やり後は、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。

肥料は、春から秋にかけて10日に1回程度薄めた液体肥料を与えたり、2か月に1回緩効性化成肥料などを与えると良いでしょう。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光してください。

夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。
暑さで水切れしやすいので、こまめに葉の状態を確認しておきましょう。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、直射日光には注意しましょう。
春・夏と同様、室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理してください。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るため、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしていきましょう。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
耐寒性はあまり強くないため、最低気温が5度を下回るようであれば、室内で管理しましょう。
室内で管理する場合は、暖房などの風が直接あたらない明るい場所に置くようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめに、土が完全に乾いてから数日開けて与えましょう。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしてください。
肥料も必要ありません。

フィカス・アルテシマ

+病気と害虫

フィカス・アルテシマは、ハダニアブラムシカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。

+注意ポイント

フィカス・アルテシマは、耐陰性があるため室内でも育てられます。
しかし、葉のきれいな色合いをキープするためには、適度に日光をあてる必要があるため、明るい場所で管理するようにしましょう。
室内で育てる場合も、週に数日程度は室外へ出すのがおすすめです。
ただし、環境の変化を嫌うため、室内から室外へ出す場合は徐々に慣らせるようにしてください。
直射日光をあてると葉焼けをおこすため注意しましょう。

耐寒性は弱いので、室外で管理していても気温が5度を下回るようであれば、室内の暖かい場所に移動させてください。

手入れの際は、白い樹液を直接触らないように、手袋などをはめて行いましょう。
+一般的な価格(販売価格)
フィカス・アルテシマはサイズによって価格は変わりますが、卓上にも置けるようなサイズであれば2,000~5,000円程度で購入可能です。
大きい株になると1万円を超えるため、置き場所などから好みのサイズを選ぶと良いでしょう。

葉の色合いが美しく、風水的にも良い影響をもたらしてくれるフィカス・アルテシマ。
丈夫で育てやすいので、ぜひインテリアグリーンに選んでみてください。

 

 

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