観葉植物 フィカス・プミラの特徴と育て方は?

フィカス・プミラ 種類
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観葉植物 フィカス・プミラの特徴と育て方は?

フィカス・プミラは、緑色の葉に白い縁取りをしたような斑が特徴的な観葉植物です。
丈夫で育てやすいことから、植物を育てた経験があまりない方にも人気があります。

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+特徴

フィカス・プミラは、クワ科フィカス属の品種で、日本や東アジアを原産地とします。
細い茎には、白い縁取りをしたような斑入りの丸い葉をたくさん付けるのが特徴です。
少々の事では枯れないくらい丈夫な性質を持ち、気根を伸ばしながら這うようにどんどんと成長していきます。

フィカス・プミラにはいくつか種類があり、一般的に流通しているのは白い縁取りがされた「プミラ・サニーホワイト」という品種です。
他にも、通常より少し葉が小さい「プミラ・ミニマ」や、明るい黄緑色の斑が入った「プミラ・ムーンライト」などの品種もあります。

茎を這うように広げていく性質から、支柱に這わせたりハンギングにしたりとさまざまな仕立て方で楽しまれています。
また、寄せ植えなどのアクセントに用いられることもあります。

フィカス属(ゴムの木)特有の性質として、樹液に触れると肌荒れをおこす可能性があるため、手入れをする際は注意が必要です。
とくに、肌が弱い方は樹液に触れないように、手袋などを装着して手入れをしてください。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
しっかりと日光をあてた方が丈夫な株に育ちますが、直射日光は葉焼けの原因になるので注意が必要です。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外の場合は、明るい日陰などを選んで直射日光があたらないようにしてください。

水やりは土の表面が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えましょう。
水やり後は、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
湿度が比較的高い環境を好むため、霧吹きなどで葉水を与えるのも効果的です。

肥料は、春から秋にかけて薄めた液体肥料などを与えると良いでしょう。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光してください。

夏場も土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。
暑さで水切れしやすいので、こまめに葉の状態を確認しておきましょう

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、直射日光には注意しましょう。
春・夏と同様、室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理してください。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るため、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしていきましょう。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
寒さにもある程度耐えられますが、0度を下回ると枯れてしまうため注意が必要です。
基本的に、10度を下回るようであれば、室内で管理した方が安心でしょう。

室内で管理する場合は、暖房などの風が直接あたらない明るい場所に置くようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめに、土が完全に乾いてから数日開けて与えましょう。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしてください。
肥料も必要ありません。

フィカス・プミラ

+病気と害虫

フィカス・プミラは、ハダニアブラムシ、カイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。

+注意ポイント

フィカス・プミラは明るい場所を好みますが、直射日光をあてると葉焼けをおこすことがあります。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰など、適度に遮光できる場所で管理してください。
直射日光を気にするあまり日照不足になると、葉と葉の間が間延びして見た目が悪くなるため、バランスよく日光をあててあげましょう。

寒さにも比較的強い性質を持ちますが、気温が0度を下回ると枯れてしまう可能性があります。
室外で管理している場合は、気温が10度を下回るようになったら室内に移動させた方が良いでしょう。
水やりは基本的に土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、与えすぎると根腐れをおこしてしまうので、様子を見ながら与えてください。
とくに、冬場は乾燥気味を保ちましょう。

+一般的な価格(販売価格)

フィカス・プミラはサイズや品種によって価格が変わりますが、500円前後で購入可能です。
最近は100円ショップでも取扱いがあるので、まずは手軽に購入して育ててみるのもおすすめです。

丈夫で育てやすく、可愛らしい見た目が人気のフィカス・プミラ。
ハンギングや寄せ植えなど、さまざまな楽しみ方で育ててみてください。

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