観葉植物 コンシンネの特徴と育て方は?

コンシンネ 種類
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観葉植物 コンシンネの特徴と育て方は?

コンシンネは、笹のように細長い葉がシュッと伸びた姿が美しい観葉植物です。
見た目のかっこよさから男性にも人気があり、お部屋のインテリアグリーンにもよく用いられています。

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+特徴

コンシンネは、リュウゼツラン科ドラセナ属の品種で、マダガスカルやモーリシャスなどの熱帯地域を原産地とします。
観葉植物として流通しているのは50cm~1m程度のサイズが多いですが、原産地では5m以上になるものもあるほど大きな品種です。
細い幹の先端には、シュッと放射状に生える細長い葉をもちます。

緑に赤い縁取りがされている葉が一般的ですが、黄色い斑入りのストライプが美しい「コンシンネ・トリカラー」や、トリカラーよりも赤みが強くて鮮やかな「コンシンネ・トリカラーレインボー」、緑の葉に白い斑が入った「コンシンネ・ホワイトボリー」など、品種によってさまざまな葉姿が楽しめるのが特徴です。

株が小さいうちは幹が1本の単幹ですが、成長するにつれて幹は分岐していきます。
幹は細くて柔らかいため、くねくねと自分の好みの形に仕立てることも可能です。

比較的丈夫な性質をもち、見た目も華やかなことからインテリアグリーンとしても高い人気があります。
上向きに生える葉は風水では「陽」の気を発するといわれているので、プレゼントなどにもおすすめです。

 

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
室内・室外問わず育てられますが、直射日光は葉焼けの原因になるので適度に遮光できる場所で育ててください。
暖かい環境を好み、20度を下回ると少しずつ成長が鈍くなるので、水やりなどは様子を見ながらおこないましょう。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外の場合は、明るい日陰などを選んで直射日光があたらないようにしてください。

水やりは土の表面が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。
霧吹きなどで葉水を与えるのも効果的です。

肥料は、春から秋にかけて与えるようにしましょう。
10日程度に一回液体肥料を与えるか、2か月程度に1回置き型の肥料を与えるのがおすすめです。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光しても良いです。

夏場は暑さで水が乾きやすいので、水切れに注意しましょう。
日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、直射日光には注意しましょう。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てますが、寒さには弱いので室内で管理してください。
明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらない場所を選びましょう。
窓際などに置く場合は、朝晩気温が下がりやすいので注意が必要です。
休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから2~3日あけて与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしましょう。

コンシンネ

 

+病気と害虫

コンシンネはハダニカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。
葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。

+注意ポイント

コンシンネは直射日光を苦手とするので日当たりには注意してください。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理すると良いでしょう。
また、寒さには弱いので冬場は室内で管理してください。

春から秋の成長期には水をたくさん必要とするので、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
水が足りていないと、上に向いていた葉が垂れてきてしまうので注意しましょう。

冬場は休眠期に入るので、乾燥気味に保ってください。
乾燥のしすぎや害虫の発生を防ぐためにも、葉水は定期的におこないましょう。

+一般的な価格(販売価格)

コンシンネはサイズや品種によって価格が変わりますが、小さい株であれば1000円前後で購入できます。
サイズが大きくなるのと比例して価格も上がるので、好みのサイズを選ぶと良いでしょう。

勢いよく上向きに生える葉が美しいコンシンネ。
お部屋のインテリアグリーンにぜひ育ててみてください。

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