観葉植物 ツピタンサスの特徴と育て方は?

ツピタンサス 種類
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観葉植物 ツピタンサスの特徴と育て方は?

ツピタンサスは「幸せを呼ぶ」と言われている縁起の良い観葉植物です。
大きな葉を手のひらのように広げた個性的な形をしていて、インテリアグリーンとしても存在感があります。

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+特徴

ツピタンサスはウコギ科シェフレラ属の品種で、原産地はインドやマレー半島などの熱帯アジアです。
学名は「シェフレラ・ピュックレリ」と呼ばれているように、同属のシェフレラとよく似た手をぱっと広げたような形に葉を付けます。
葉は鮮やかな緑色で厚みがあり、1枚1枚大きいのが特徴です。

原産地では、大きく厚みのある葉が強風などから人や家を守ってくれると信じられており、守護神のように大切にされています。
また、花言葉は「幸福」で、縁起の良い植物でもあるのです。
「幸せを呼ぶ」と言われているのは、「花言葉の幸福」「人や家を守る樹」として人々から愛されているところに由来しているかもしれませんね。

葉だけでなく幹にも特徴があり、成長すると曲がりくねった樹形へと変化していきます。
店舗などで販売されている株も、幹の柔らかさを活かしておしゃれに仕立てられていることがあるので、チェックしてみてください。
存在感があり、お部屋を明るくしてくれるので、インテリアグリーンとしてもおすすめです。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
丈夫な性質を持つため育てる場所を選びませんが、強すぎる日光は葉焼けを起こすため注意が必要です。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外の場合は、明るい日陰などを選んで直射日光があたらないようにしてください。

水やりは土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないようにしましょう。
葉水も合わせて行ってください。
肥料はあまり必要としませんが、10日に1回程度薄めた液体肥料を与えると成長が早くなります。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば明るい日陰などに置き、遮光ネットなどを活用して適度に遮光してください。

夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。
葉水も忘れず行いましょう。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、直射日光には注意してください。
春・夏と同様、室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で育てましょう。
冬が近づくにつれて気温が下がってきたら、徐々に水やりの回数を減らしていきましょう。

・冬
風通しが良く、明るい場所で育てます。
春から秋にかけて室外で育てていた場合も、冬場は室内で育てた方が安心です。
室内の明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから数日開けて与えましょう。
肥料も必要ありません。

ツピタンサス

+病気と害虫

ツピタンサスは、ハダニアブラムシカイガラムシが付くことがあります。
発見したら、ピンセットなどを用いてすぐに駆除してください。
数が多い場合は、専用の薬剤などを使って駆除するのがおすすめです。

定期的に葉水をしておけば、害虫を防ぐことにも繋がるので一年を通して行ってください。

+注意ポイント

ツピタンサスはどんな環境でも対応できる丈夫な性質を持ちますが、強い日光を苦手とします。
直射日光をあてると、葉焼けをおこすことがあるため注意しましょう。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰など、適度に遮光できる場所で管理してください。
ただ、日照不足になると葉色が悪くなったり弱い株になってしまうため注意が必要です。

また、雪や霜にあたると株が傷んでしまう可能性もあるため、冬場は室内で育てるようにしましょう。

ほこりや害虫が付くのを防ぐためにも、霧吹きなどを使って葉水を行ってください。

+一般的な価格(販売価格)

ツピタンサスはサイズによって価格が変わりますが、卓上に置けるようなコンパクトなサイズであれば1,000~3,000円程度で購入可能です。
大きい株になると1~3万円程度、中には10万円を超えるような株も存在するため、育てる場所や予算を決めて好みの株を選んでみてください。

丈夫で育てやすく、「幸せを呼ぶ」と言われているツピタンサス。
インテリアグリーンとしてぜひ育ててみてください。

 

 

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