多肉植物 ツルボラン科 アロエ属の育て方と特徴は?

アロエ属
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多肉植物 ツルボラン科 アロエ属の育て方と特徴は?

アロエ属は、約400種程度の品種があり、大小さまざまな見た目のものが存在します。
日本でも古くから各家庭に普及し、中でも有名なキダチアロエは「医者いらず」の愛称で親しまれてきました。化粧品や火傷の治療に用いられたり、ヨーグルトに入っていたりと、鑑賞以外の用途で身近なものに使われています。

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主な種類

アロエ・ベラ/アロエ・ディスコイングシー/鬼切丸(おにきりまる)/木立アロエ/ケープアロエ/千代田錦/翡翠殿/不夜城

アロエベラ

キダチアロエ

千代田錦

特徴は?

アロエ属は、南アフリカからアラビア半島を原産地とする種属です。古代アラビア語の「alloeh=苦みのある」から由来し、葉から出る苦い汁にちなんで名付けられました。
多くの品種は細長くとがった葉がロゼット状に生えており、葉の中のゼリー状の部分にたっぷりと水分を蓄えています。葉にトゲがついていることから、サボテンの一種と思われることがありますが、ツルボラン科の多肉植物です。
数cmの小さいものから20mを超えるものまでさまざまな品種があり、個性的な花を咲かせるものもいます。春から秋にかけてと成長期が長く丈夫な品種が多いため、初心者の方にも育てやすい種属です。

有名な品種としては「キダチアロエ」「アロエ・ベラ」があり、キダチアロエは薬用に、アロエ・ベラは食用に広く用いられています。

適した置き場所

一年を通して、風通しの良い明るい場所で育てましょう。アロエ属は日光を好むので、しっかりと日にあてることでより丈夫な株に育てることができます。

育て方


場所:風通しが良く、しっかりと日のあたる場所で管理します。

水のやり方:週に1回程度、土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えましょう。アロエ属は乾燥にとても強く多湿を嫌うので、与えすぎは禁物です。適度に与えることで丈夫に育つので、状態をよく見て与えてください。

肥料:10日~2週間に1回程度、緩効性化成肥料や薄めた液体肥料を少量与えると良いでしょう。


場所:風通しが良く、明るい場所で管理します。直射日光にあててしまうと、葉焼けをおこすことがあるので注意が必要です。日差しが強い場合は、明るい日陰などに置いてあげると良いでしょう。

水のやり方:1~2日に1回程度、土が乾いたら与えましょう。日中の暑い時間帯に与えると鉢の中が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間を選んでください。

肥料:10日~2週間に1回程度、緩効性化成肥料や薄めた液体肥料を少量与えると良いでしょう。


場所:風通しが良く、しっかりと日のあたる場所で管理します。夏の間に日陰で管理していた場合は、徐々に日光をあてて慣らしてください。いきなり長時間あててしまうと、葉焼けをおこすことがあります。

水のやり方:10日に1回程度、土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えましょう。

肥料:10日~2週間に1回程度、緩効性化成肥料や薄めた液体肥料を少量与えると良いでしょう。


場所:気温が0度以下になる地域では、葉の中の水分が凍ってしまうことがあるので室内で管理するようにしましょう。また、霜や雪があたると枯れる原因になるので注意が必要です。室内の明るい場所か、室外であれば軒下など屋根のある場所を選ぶと安心です。

水のやり方:冬は休眠期にあたるので、1カ月に1回程度控えめに与えましょう。

病気と害虫

アロエ属は病気の心配は少ないですが、アブラムシカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。見つけた場合は、ピンセットなどで取り除くか薬剤を使って駆除するようにしましょう。

注意ポイント

アロエ属は丈夫で育てやすい特徴がありますが、寒さや湿気には気を使う必要があります。風通しの良い明るい場所で管理し、一年を通して乾燥気味に保ちましょう。特に冬場は水やりの回数を減らす必要があります。

日光をたくさん浴びることで、丈夫な株に育ちます。日照不足になると、葉が薄くて弱々しい株になってしまうので、しっかりと日が当たる場所で管理しましょう。夏場の直射日光は葉焼けをおこすことがあるので注意してください。

冬に気温が0度以下になる地域では、葉の中の水分が凍ることがあるので室内で管理すると良いです。霜や雪が降る場合も、あたらない場所に移動してください。

肥料はあまり必要としませんが、成長を早めたり、株をより丈夫にする効果があります。与えすぎは負担をかけて逆効果になってしまうので、必ず容量を守って与えてください。

薬用や食用などにも用いられる、とても万能なアロエ属。
日本でよく見かける木立アロエ以外にもたくさんの種類があるので、ぜひチェックしてみてください。

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