多肉植物の下の葉だけや 全部枯らしてしまう原因と対処法は?

多肉植物の疑問
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多肉植物の下の葉だけや全部枯らしてしまう原因と対処法は?

多肉植物は初心者の方でも比較的簡単に育てられ、見た目の可愛さから人気がありますが、枯らしてしまったという声も少なくありません。
手入れをしているのに枯れてしまうのは何が原因なのでしょうか?
今回は多肉植物が枯れる原因と対処法についてご紹介します。

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そもそもなぜ枯れるのか?

多肉植物が枯れてしまうのは大きく3つの原因が考えられます。

・水のやりすぎ
・日照不足
・風通しが悪い

それぞれについて見ていきましょう。

水のやりすぎ

多肉植物はもともと乾燥した場所に自生していることが多く、少ない水でも枯れないように葉にたくさんの水分を蓄えている植物です。
水を与えすぎると吸いきれずに残ってしまい、鉢内が蒸れたり根腐れをおこして枯れてしまう原因になります。

水やりは、土が完全に乾いたのを確認してからおこなうようにし、受け皿に水が溜まったままにならないようにしましょう。
葉に少しシワができてから与えても大丈夫なくらい乾燥に強い品種が多いので、乾燥気味を保つようにしてみてください。

日照不足

多肉植物をお部屋のインテリアとして飾る方も多いと思いますが、基本的に日光を好む品種が多いため室内では日照不足になりがちです。
室内でも窓辺など明るい場所であれば育てることができますが、室外に比べると日当たりが弱いので、間延びしたり葉の色が悪くなったりと枯れる原因になることがあります。

室内で育てる場合は窓際の明るい場所に置き、週に3~4回程度は室外で日光をあてる時間を作るのがおすすめです。室外で日光浴をする際、暑い時期は直射日光をあてないように注意しましょう。

風通しが悪い

多肉植物を風通しが悪い空間に長期間置いていると、鉢内が蒸れてしまいます。また、葉がお花のようなロゼット状に生えている品種などは、葉と葉の間が蒸れやすく溶けて枯れる原因になります。

室内で育てる場合は窓をあけて風の通りを良くしたり、サーキュレーターなどで風を送るのも効果的です。特に夏場の水やり後などは、鉢内が蒸し風呂状態になりやすいので、風通しには気を配りましょう。

 

枯れると復活できないのか?

多肉植物は全体が完全に枯れてしまうと、残念ながら復活は難しいでしょう。
しかし、一部分だけが枯れていたり、下の方だけが枯れて上の方はまだ枯れずに残っているような状態であれば、挿し木にして復活させることができます。

対処法は?

多肉植物を完全に枯らしてしまわないためにも、日々の手入れで少しでも異変を感じたらすぐに対処するようにしましょう。

例えば、部分的に葉の色が黄色くなったり茶色くなっている場合、放置していると全体に広がって枯れる可能性があるので傷みがひどくならないうちに取り除いてください。
また、全体的にハリがなくだらんとしている場合、水やりなどの手入れを完全に辞めて様子を見てみてください。

見た目が全体的に枯れているように見えても、置き場所や水のやり方を変えたり、土を新しくして植え替えることで復活する可能性もあります。

下の葉だけが 枯れた場合どうする?

全体的にではなく、下の葉だけが枯れてしまう場合はどうすれば良いのでしょうか。
枯れる原因と対処法を見ていきましょう。

何故、下だけかれるの?

下の葉が枯れるのは、全体が枯れる原因と同じく、水のやりすぎや風通しの悪さで葉が蒸れることが上げられます。また、水が足りていない場合も下の葉が枯れてしまうことがあります。

多肉植物の中でも水をあまり必要としない品種や水を好む品種が分かれるので、まずは育てている品種の特性を知ることが大切です。

対処法は?

下の葉が枯れてきた場合、傷んでいる葉をすぐに取り除きましょう。
蒸れが原因で葉が枯れる場合、葉が溶けていたりブヨブヨになっていることが多く、雑菌やカビが繁殖している可能性もあります。
他の部分に傷みが広がるのが心配なときは、市販の殺菌剤などを散布しても良いでしょう。

水が足りず枯れてきた場合、水やりをしても改善が見られなければカットして挿し木をしてください。完全にカラカラになってしまった部分は元に戻せないので、日ごろから状態をよく観察しておくことが大切です。

まとめ

多肉植物は初心者でも育てやすいとされていますが、日々の手入れを誤ると枯れてしまうことがあります。
まずは育てている品種の特性を知り、水やりや置き場所などそれぞれに合う場所を見つけましょう

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