観葉植物 アレカヤシの特徴と育て方は?

アレカヤシ 種類
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観葉植物 アレカヤシの特徴と育て方は?

アレカヤシは、羽のような形の葉が涼しげでリゾート気分が味わえる観葉植物です。
お店やホテルなどにも飾られていることが多く、インテリアグリーンとして高い人気を誇ります。

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特徴

アレカヤシはヤシ科ディプシス属の品種で、原産地はマダガスカルやアフリカなどの熱帯・亜熱帯地域です。
日本で一般的に見かけるものは1m前後のサイズが多いですが、自生しているものは10m~20mを超えるような大きさのものもあります。
観葉植物として育てていても、環境が合えばどんどん大きくなる丈夫な品種です。

アレカヤシという名前を聞いてもピンとこないかもしれませんが、ヤシ科の中でも人気が高くホテルやお店など街中でもさまざまな場所に飾られています。
細長い葉が羽のようにたくさん生えており、お部屋を華やかにするためにぴったりな品種です。

風水的にも良い植物とされており、お部屋に飾ると出会い運を高めると言われています。
また、花言葉は「勝利」「元気」とどちらも前向きな言葉のため、開店祝いや引っ越し祝いなどにもおすすめの品種です。

育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
もともと温暖な地域で自生しているため、明るく暖かい場所で育ててください。
観葉植物用などの水はけの良い土を使用するのがおすすめです。

・春
風通しと日当たりの良い場所で育てます。
耐陰性も強く室内・室外問わず育てられますが、適度に日光をあてた方が強い株に育つため明るい場所で管理しましょう。
直射日光は葉焼けの原因になるので、日光のあたり具合をよく確認してください。

水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。
定期的に葉水をおこなうと乾燥を防げるだけでなく、害虫の発生も防げるので忘れずおこないましょう。

肥料を与えることで葉の色つやを良くできるので、薄めた液体肥料や置き型の化成肥料を与えるのがおすすめです。
株が大きくなってきて植え替えをする場合は、成長が盛んなこの時期にすると良いでしょう。

・夏
風通しと日当たりの良い場所で育てますが、直射日光には注意が必要です。
室内で育てる場合はレースカーテンを引いた窓際などのやさしい光があたる場所に置き、冷房の風が直接あたらないようにしましょう。
室外で育てる場合は明るい日陰を選び、日光のあたり具合によって適度に遮光してください。

土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、暑さで鉢内が蒸れないように夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えましょう。
葉水も忘れずおこなってください。

・秋
風通しと日当たりの良い場所で育てます。
冬が近づくにつれて気温が15度を下回る場合は、室内に移動させた方が安心です。
また、状態を見ながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しと日当たりの良い場所で育てます。
寒さは苦手とするので、室内の暖かい場所で管理すると良いでしょう。
霜や雪にあたると枯れてしまうことがあるので、注意が必要です。
休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから数日あけて与えてください。
たくさん与えると土が乾かず、根腐れをおこすことがあります。

アレカヤシ

 

 

 

 

 

 

病気と害虫

アレカヤシは、ハダニカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

定期的に葉水をおこなうと害虫がつくのを抑えられるので、葉の表と裏の両方におこなってください。

 

注意ポイント

アレカヤシは丈夫で育てやすい品種ですが、寒さには弱いため冬場の管理に注意しましょう。
寒くなってきたら室内の明るい場所に移動し、暖房の風などが直接あたらない場所に置いてください。

室内・室外問わず育てられますが、丈夫な株にするためにも明るい場所に置きましょう。
直射日光は葉焼けの原因になるので、日光のあたり具合はよく確認してください。

水やりは土が乾いたらたっぷりと与えますが、与えすぎは根腐れの原因になるので注意しましょう。
特に、冬場は休眠期で水をあまり吸わなくなるので乾燥気味を保ってください。
季節問わず、葉水はこまめにおこなうようにしましょう。

一般的な価格(販売価格)

アレカヤシはサイズによって価格が変わりますが、室内でも飾りやすい50cm~1m程度のサイズのものは数千円~1万円以内で購入可能です。
大きいサイズになると数万円するものもあるので、飾る場所やプレゼントの場合は予算を決めて探すとぴったりのものが見つかるでしょう。

南国の雰囲気でお部屋がいっきに華やかになるアレカヤシ。
インテリアグリーンとしてぜひ育ててみてください。

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