観葉植物 ディフェンバキアの特徴と育て方は?

ディフェンバキア 種類
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観葉植物 ディフェンバキアの特徴と育て方は?

ディフェンバキアは大きめの葉に白い斑入りの模様が美しい観葉植物です。
耐陰性があるため室内でも育てやすく、比較的どんな環境でも対応できるのでインテリアグリーンとしても高い人気を誇ります。

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特徴

ディフェンバキアはサトイモ科シロカスリソウ属の品種で、原産地は熱帯アメリカです。
自生地では湿潤な森の中に生える木々の日陰で生育しており、30種類程度の品種が存在しています。
大きさは品種によって異なり、30cm程度ものから2mを超えるような大型のものまでさまざまで、ディフェンバキアの中でも小型品種と大型品種に分けられます。

ディフェンバキアという名前は、ドイツの植物学者である「ディフェンバッハ」に由来しています。
また、英名のdumb cane(ダム・ケーン)は「口がきけなくなる植物」という意味で、ディフェンバキアの樹液に含まれるシュウ酸カルシウムから由来しているようです。

見た目のきれいさや育てやすさから室内で育てられる方が多いですが、葉や茎から出る樹液に触れると刺激で痛みを伴うことがあるので注意が必要です。
特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、手が届かない場所で管理するようにしましょう。
植え替えや株分けなどをおこなう際は、必ず手袋をして樹液に触れないようにしてください。

 

育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
耐陰性があり室内でも育てられますが、適度に日光をあてた方が丈夫に育ちます。
観葉植物用などの水はけの良い土を使用するのがおすすめです。

・春
風通しと日当たりの良い場所で育てます。
室外・室内問わず育てられますが、適度に日光をあてた方が葉色も良くなるので明るい場所で管理しましょう。
直射日光をあてると、葉焼けをおこして茶色く変色してしまうことがあるので注意が必要です。

水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。
また、葉が大きく室内で管理しているとほこりが溜まりやすいので、定期的に葉水をおこなうのがおすすめです。

葉を大きくしたり色つやを良くするためにも、薄めた液体肥料や置き型の化成肥料を与えると良いでしょう。

・夏
風通しと日当たりの良い場所で育てますが、直射日光には注意が必要です。
室内で育てる場合はレースカーテンを引いた窓際などのやさしい光があたる場所に置き、冷房の風が直接あたらないようにしましょう。
室外で育てる場合は明るい日陰を選び、日光のあたり具合によって適度に遮光してください。

土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、暑さで鉢内が蒸れないように夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えましょう。
春と同様に、葉の表と裏両方にこまめに葉水をおこなってください。

・秋
春と同様に、風通しと日当たりの良い場所で育てます。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態を見ながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しと日当たりの良い場所で育てます。
寒さは苦手とするので、気温が10度以下になる場合は室内の温かい場所に移動させてください。
休眠期にあたるので水やりは控えめにし、週に1度程度様子を見ながら与えましょう。
たくさん与える土が乾かず根腐れをおこすことがあるので注意が必要です。

ディフェンバキア

 

 

 

 

 

 

 

病気と害虫

ディフェンバキアは、ハダニカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

日ごろからこまめに葉水をすることで害虫がつくのを防げるので、忘れずおこなうようにしてください。

注意ポイント

ディフェンバキアは丈夫で育てやすい品種ですが、寒さには弱いため冬場の管理に注意しましょう。
気温が10度を下回る場合は室内の明るい場所に移動し、暖房の風などが直接あたらない場所に置いてください。

室内・室外問わず育てられますが、より丈夫な株にするためにも明るい場所に置きましょう。
直射日光は葉焼けの原因になるので、日光のあたり具合はよく確認してください。

葉や茎からはシュウ酸カルシウムという樹液が出るので、小さなお子様やペットがいるご家庭は、手の届かないところで管理しましょう。

一般的な価格(販売価格)

ディフェンバキアはサイズによって価格が変わりますが、一般的には数百円~数千円程度で販売されていることが多いです。
価格が安くても比較的葉が大きくしっかりサイズがある株が多いので、お部屋のインテリアとしても映えます。

葉の模様が美しく育てやすいディフェンバキア。
お部屋のインテリアグリーンに育ててみてください。

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